新学年に向けての準備を始めよう!【りんご3 vol.9】(2ページ目)

変化に対応して考えたサポート体制と英語学習

「粘り強く解く」のが苦手な長男。問題をパッと見ただけで「難しいからやらない」ということもしばしば。ところが実際解いてみると、そんなに難しくはない事も。長男の場合、「一緒に解いてみよう」「どっちが早いか競争ね」という声かけで少しやる気になるので、週末に夫婦で時間をとって対応していこうと決めました。
また、先輩ママたちに相談したところ…「四則計算を正確に早くできるようにしておく」「11×11〜19×19の答えを暗記するといい」「理数はとにかく基礎を理解しておく」といったアドバイスをもらいました。
5年生になると、基礎はできている・理解している前提の問題が出るので、前提を当たり前に身につけておくことが大切なのだと改めて感じました。

英語学習については、我が家では赤ちゃんの頃から英語の掛け流しや某キャラクターの英語システムを購入して家の中で英語に触れる機会を用意してきました。しかし、習い事としてはやってきませんでした。時々勧めてはみたのですが、本人の気持ちが前向きになってから、と機会を伺っていたところです。
つい最近、ようやく長男が「英単語帳を買って!」と英語へ興味を示してきました。これはチャンス!ということで「なぜ英単語帳が必要なのか」「どのような場面で使いたいのか」を確認しました。その結果、長男が欲しいのは「日常会話で必要な単語が書かれた英単語帳」で「クラスのクイズの時間に出す問題を作ったり、将来仕事で使うのに役立てたいから」という理由でした。
動機が自分の中から出てきたことにとても感動して、ぜひその目的を達成できるようにサポートしたいと思いました。結果的に、それが5年生からの英語学習に繋がるとも思いました。

そこで、まずは宝の持ち腐れ状態の「某キャラクター英語システム」の単語カードがある場所を改めて案内しました。(CD、DVD、本やシールなど、教材数が多すぎて子供たちも把握できていないのです。勿体無い!)次に、どんな教材が適しているかリサーチしました。すると、クイズのお手本にできそうなものを見つけました。『クイズでチャンツ』(出版:株式会社mpi松香フォニックス)という本です。 小学2年生向けなので簡単すぎるかもしれませんが、次に買い与える際は少し難しいものにする、ということを繰り返していければいいかと考えています。

その他にも、こども新聞や日々のニュースなどで時事問題や天気図などにも触れる機会を継続して設け、家庭でも話題にしていくことで時事問題などを身近なものと感じられるようにしていきたいです。これは、弟たちの地頭作りも兼ねています。全てを完璧に準備できるとは思いませんが、都度、家庭で取り入れながら新学年に向けて過ごしたいと思います。
皆さんのご家庭でも、それぞれの学年やお子さんの個性に合わせたご準備ができるように、ぜひ冬休み前に時間をとって計画されてみてはいかがでしょうか。

りんご3さんのプロフィール

学研CAIスクールに通塾する小学4年生の男の子(2026年中学受験予定)のママ。ご自身が中学受験経験者。お子さまも中学受験を意識し始めている。