新小5に向けて新たな親子の取り組み【りんご3 vol.12】(2ページ目)

勉強はルール決めと親が関わりやすいように

塾のテキストが小5になった辺りから、日々の宿題を「分からないから」と飛ばすクセがついた長男。
バスケットボールを始めるタイミングに便乗して、塾の宿題をきちんとやる習慣をつけるためのルールを決めました。

今までは、「学習の時間」の使い方は本人の自由にしていました。塾の宿題プラスやりたい勉強や読書など、決まった時間内で終わればOK、としていました。しかし今後は、優先順位をつけて「やるべきことからやる」というシンプルなルールを追加しました。

毎日やる塾の宿題については、分からないところがあれば親や塾の先生に聞いてやるようにすることも決めました。
親も、平日朝に少しでも早起きして、長男の質問にこたえられる余白を用意するように決めました。これが結構大変なのですが、早寝早起きの習慣作りにも一役買っています。

夢や目標を持つために様々な体験を!

長男は、まだ将来の夢や目標を模索しているところなので、学校や塾以外でもさまざまな体験や経験ができる機会に参加してもらいたいと思っています。
今すぐ強い志を持つ必要はないけれど、色んな経験をして好きなものや興味のあるものに出会う機会を作れたら、と思っているからです。

本人も「野球以外はできるだけいろいろやってみたい」とやる気になっています。(野球については、年長の頃にちょっとだけ体験入部をしたのですが、その時に「向いていない」と判断したようです。)

つい先日も、某大学が主催する英語のワークショップに参加しました。今までは私が誘っても参加率は5割でしたが、今回は学校からもらって帰ってきたチラシを見せながら「これに参加してみたい」と自ら言っていました。今後も色々なイベントに誘ってみたいと思います。

もっと世の中を知ってもらう

このブログを執筆している最中に、長男が「将来は法律に関わる仕事がしたい」と言い出しました。
きっと思いつきレベルの発言だと思いますが、これはチャンス、とばかりに「法律に関わる職業はどんなものがあるか、ネット検索してみたら?」と提案してみたところ、早速学校支給のタブレットで調べていました。

「なりたい職業」の前に「どんな職業があるのか」を知る必要があることに、改めて気付けた出来事でした。

また、職業だけでなく、資産形成や運用といったお金に関わる知識についても、夫が子どもたちに「教えたい」というので、「お父さん証券会社」という遊びを始めていました。利率の優秀な商品に投資して、運用するとどう資産が増やせるのか、実際に体験するというものです。

このように、世の中の仕組みを少しずつ知る機会を増やしていきたいと思っています。

こんな風にあれこれ考えていると、新学年への不安よりも楽しみが増えてきました。
長男にも、多くの経験と知識を得ることで自分が生き生きと過ごせる進路を見出してもらえたら、楽しく受験勉強ができるのではないかと期待しています。