GWに偏差値アップを目指す!子どものマネジメントテクニック【キットカット vol.2】

今月もブログにご訪問いただきありがとうございます!「キットカット」です。

5月の連休が終わり、夏休みに向けて生活リズムを整えようとしているご家庭が多いと思います。
我が家もリズムを整えようと取り組んでいますが、現在の悩みは、朝の勉強習慣が定着できていないこと。
就寝時間が遅くなってしまうと、起床時間も遅くなってしまって学校に行くのもギリギリなんですよね。
当たり前のことですが、やはり早寝早起きのリズムは大切ですね。

GW直前に2つの危機が到来!

現在小学5年生の次女ですが、実はゴールデンウィークに入る前に2つの危機を迎えていました。

1つ目は、クラス落ちの危機。
ゴールデンウィーク明けに行われる塾内模試の結果しだいで、今のクラスに留まる事ができるかどうかが決まるという、かなり崖っぷちな状態。前回と前々回の2回続けて基準偏差値を下回ってしまったので、今回の塾内模試で偏差値3は上げたいところ。
そして2つ目は、夏休みの特別合宿のクラス分けの危機。
このままでは、難関生クラスのレベルに達していないため別クラスで受けることになってしまう。本人は、難関生クラスの合宿に行きたいと言っているのですが、基準偏差値まであと偏差値6が足りていない状態。

そんな状況から連休期間に塾が休校だったのもあり、ボリュームたっぷりの宿題が出されました。
特に算数は私がしっかり毎日スケジュールを管理していかないと、後で追いつけるレベルではありません。

次女本人も、「毎日ちゃんとやらないと、終わらない〜〜!!って泣くヤツ」と分かっていたので、私が主なスケジュールを組むことになりました。

内容を細かく確認していくうちに分かったのですが、今回の宿題をきっちり取り組めば、連休明けの塾内模試に対応できるチカラがつくと確信。
目標は連休の宿題を解き直しまで期限内にすべて終えて、テストで成績を上げて次女の希望するクラスに留まること。そして、夏の合宿は難関生クラスに入ること。

次女と話し合い、目標偏差値を決めて連休明けのテストがうまくいくように一緒に頑張ろうねと気分を盛り上げて行きました。

GW中の勉強のやる気アップの秘策は!?

そうして迎えた連休初日。出だしは好調だったものの、午後になると集中力が続かない。
「疲れた〜。がんばってるのに、まだいっぱいある〜。休憩したい〜。」

まぁ、そりゃそうですよね。一応、目標やゴールはあるけれど、「何のためにやるのか」の部分がまだぼんやりしている状態なのですから。
大人の私でさえ、この「何のためにやるのか」がクリアにならないとモチベーションを維持するのは難しいと感じます。そして、目標を達成したり、ゴールに到達した時にどんな感情を味わいたいのかがとっても大切。

理想は、子どもと対話を重ねながら感情の部分を時間をかけてじっくり引き出してあげる関わり方なのですが、今回は以下の理由から、少し違う方法も取り入れてみることにしました。

・短い期間に大量の宿題が出ていること。
・短期間で大量の宿題に取り組んで、分からなかったところが分かった!になり、その結果、成績が上がった成功体験を作りたいこと。

取り組むことを続けてもらう=モチベーションを維持するには、どうしたらいいだろうと考えた結果、「にんじんをぶら下げる」作戦をやってみることにしました。

私:「にんじん」何にしようか?お菓子?何がテンション上がりそうかな?
次女:えーー、私、馬じゃないんだけどー。でもそれって、本もいいの?
私:そうだね、本もいいよ。
次女:やった!じゃぁ、本にする!!

読書が趣味の次女(最近は子ども向けの小説がお気に入り)にとって本は最高のご褒美。
話し合いの末、本14冊の「にんじん」をぶら下げ、ゴールデンウィークを乗り切ったのでした。
(本14冊は予想外の出費でしたが!)

次女との勉強で意識しているポイント

次女の学習に関わる時、今回の連休に限らず、普段の際も意識していることが二つあります。

1つ目は、やることを細分化すること。
たくさんあるように見えると、やる気が遠のいてしまいます。
なるべくやるべきことを細かく見える化して、これならやれそう!と思えるようにしています。

2つ目は、一つ取り組み終わるごとに取り組んだプロセスについて褒めること。
たとえば、分からなかったところを分かるようになるまで質問していたねとか具体的に褒めています。
近くで見てくれている家族からプロセスを褒められることは何よりの成功体験になると思っています。
スモールステップを着実に重ねて、小さな成功体験を積み重ねていくことはやがて大きな自信になる。そして次のステップを重ねる原動力になると信じています。