みなさまこんにちは。
もう6月です!夏期講習の申し込みや、夏休みの学校見学会の申し込みに、親として我が子の力になれる時期がやってまいりました!スケジュールを立てられるのは親だけですからね。
学校見学の予約が取れたら、ぜひ学校の近くのカフェやランチなども合わせて調べておいて、見学の後に立ち寄りお子さまから学校の感想を聞く場にするのもアリです!
というのも、〇〇学校と□□学校どちらのほうがピンときた?って、数か月後に聞いても子どもは分かっていなくて…。パンケーキ一緒に食べた○○学校とカレー食べた□□学校…と聞くと分かってくれます(笑)
改めてウチの受験生をご紹介!
さて、まずは小学5年生の三女について簡単におさらいします。
・勉強嫌いだから塾には行きたくないと言っていた。
・1年生の頃にチャレンジタッチを始めるもサボりマスターになり2年生の途中で退会。
・4つの習い事を楽しみながらも「ただいま!いってきます!」と、放課後は毎日習い事や門限ギリギリまで遊ぶ日々。
・中学受験をした兄と姉を間近で見てきた。『私には無理』とつぶやいていた。
・将来の夢がはっきりしている。そのために行きたい大学もはっきりしている。
・小学4年生の時に行きたい大学の付属中学の見学会に行き虜になる。
・小学4年生、勉強は嫌いだが焦りを感じ、本人の希望で夏期講習から、臨海セミナー小学部に通塾開始。
・小学5年生の4月。行きたい中学校の特待生で入学したい!という夢を実現させるため、啓明館に転塾。
そして今に至ります。
転塾して迎えた初テスト!その結果に絶句…
そんな次女は学校の成績はそこそこ良いほうです。臨海セミナーの成績もトップクラスで、テストで1位になり塾内に名前も張り出されていました。
大嫌いだった漢字も、臨海セミナーに通ったおかげで、学校のテストは1位常連になり、三女の自信にもつながっていました。
学習障害がないことは分かっていたし、親としても、啓明館で頑張っていけるだろうと思っていたのですが…。
入塾して初めての隔週テスト(単元テスト)の結果は以下のようになりました…。
算数の偏差値→24.2
国語の偏差値→41.2
理科の偏差値→40.3
社会の偏差値→26.3
2科目偏差値→29.6
4科目偏差値→29.3
算数はなんと0点です。
ここまで取れないものか…。と絶句。同じようにテストを経験してきた長男と次女は発狂。三女は「頑張ったけど全然わかんなかったもん」とすねる。
まぁ初めてのテストだったしね。テスト勉強もきっちりできていたわけでもないしね。次頑張ろう!と持ち上げました。
しかし、2週間後の別単元の隔週テストの結果…。
算数は21点。偏差値32.3。
その他も似たり寄ったりで、2科目偏差値33.0 4科目偏差値30.0…
もっとぐ~ん!と上がってほしいのに、カメの歩み…。
翌週のナビゲーション模試(上記の2単元が範囲)の結果はまだ手元にないのですが、自己採点はどれも30点取れているかいないかの結果で、偏差値上昇は見込めない。
原因判明!緊急家族会議開催!
これは明らかに勉強法がおかしい。
三女がいない隙に三女の塾鞄をチェック!すると出てくる出てくる。白紙のゴールデンウィーク課題。キーマップ(教科書兼問題集)への落書きと、宿題ページは解かずに?だけつけて終わったページ多数。
授業を聞いて、宿題をしなければ、塾に通っていても学力は身に付きません!!
そんな状況から家族会議を開き、次女から話を聞くと以下のような話が出てきました。
・毎日宿題が多くて終わらないこと。
・塾の漢字テストも15問中2点とか3点しか取れなくて凹むこと。
・21時に塾が終わるから、眠いこと。
いろいろ同時に変化が起きて、三女にとってかなりストレスになっていることが分かりました。長男や次女が乗り越えられたから三女も乗り越えられるというわけではないんですよね。人生で感じたことのなかった、頭痛も経験したようで、ちょっとそばで様子を見守りたいと思います。
三女を苦しませるために月々3万円支払って塾に通わせているって、何だか本末転倒だな…と。ただ、苦しみの上に成り立つ幸せというものがあることを、中学受験で味わってきた長男と次女は、「今苦しいかもしれないけど、今辞めたら苦しいだけに終わる。」とも言っていて、一理あるとも思っています。
とりあえず軌道に乗るまで、一緒に頑張ってみよう。それでも難しい。健康が脅かされるよって言うなら、高校受験に切り替えよう!と、思います。
落ち着いて対処できるのは2人分の経験があるから
ここまで潔く?現状を受け止めてどうするかを考えられるのは、3回目の中学受験だからだと思います。
一人目だったら0点のテストを見た瞬間に三女を責めてしまったかも。偏差値30以下って…どこにも合格しない!って騒いだかも。
でも、まだ始まったばかりの5年生ですよ。伸びしろしかないじゃないですか。
0点以下は取れないしね(笑)
偏差値30でも、合格できる学校はあります。親はあせってはいけない。まずは偏差値50を目指して、基礎問題を固めていこうと思います。一人ではできそうにないので(宿題サボっていたしね)時間を決めて一緒に取り組んでいきます。
三女の性格的に、ご褒美制度を設けると頑張れそうなので、宿題1ページごとにキャンディーチャレンジ作戦です!長男が、このキャンディーチャレンジ作戦にまんまとハマり、計算ミスをなくすことができ、さらには小6の夏休みの膨大な課題を楽しく進め、Switchで遊ぶという時間まで確保しました(笑)
キャンディーチャレンジとは
袋や箱に、ハイチュウや飴やラムネなど、袋入りの小さなお菓子をたくさん入れて混ぜる。
スモールステップで1回くじのように引かせてあげる。
という単純なもの。
ポイント①
くじだから何が当たるか分からない。お目当てのお菓子じゃなかったときに、もう1ページするからキャンディーチャレンジさせて!と言ってきたらラッキー!
ポイント②
スモールステップ(問題集1ページとか、内容によっては大問1問とか、計算がすべて合っていたらボーナスで2倍とか)にすることで、諦めさせない。なんだそんなことでもらえるの?くらいの設定だと子どもは乗ってきます。
ちなみに次女には「私を太らせる気?」と、冷たく一蹴され、親の手を何も借りず、何が課題だったのかも未だに知りません(笑)
キャンディーチャレンジの進化版。おかしチャレンジも登場して楽しかった夏が、またやってきそうだわ!と、私はワクワクしていますが、とりあえず三女が受験を楽しめそうかどうか。しっかり見極めていきたいと思います。
★おまけ★
①フェリスと市立南に合格した次女が受験生の頃は梅雨で遊びに行けない日などを利用して夏休みの自由課題に取り組んでいました。読書感想文も書いていましたね(笑)
夏休みは夏期講習で忙しくなるので、今から少し宿題貯金をしておくのは手ですよ!
②息抜きも学びに…。次女がハマった漫画「先輩はおとこのこ」著者ぽむさん。とてもきれいな絵柄とタッチで描かれていて、よくある青春ラブコメかと思いきや、ジェンダーの多様性について、子どもたちの目線で考えさせられる、感じられる漫画です。
次女がこの漫画を読んでいたおかげで、いまいちしっくり来ていなかったジェンダーレス問題について、理解が深まって国語の読解もサッと解けた!と、言っていました。来月からアニメが放送されるとのことで、息抜きするならちょっとでも学びの足しになるようなものを…と思い、おススメさせていただきます。
今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
futureさんのプロフィール
啓明館に通塾する6年生女の子(2024年中学受験予定)のママ。中学2年生になる男の子も小3から啓明館に通塾し、昨年から中高一貫校に進学しています。