【医学部受験Q&A】医学部の学費は? 推薦入試で男女に差はある?

お子さまが医学部を目指すとなったときに、保護者がもっとも気になるのは「学費」。募集要項に書かれている以外にもかかる費用があるのかなど気になります。今回は、7月1日に開催したインターエデュ会員向け医学部受験セミナーにて講師を務めた、医系専門予備校『メディカルラボ』の可児良友先生に医学部受験に関する質問にお答えいただきました。

気になる医学部の学費はずばりいくら?

医学部セミナーに参加した方から、様々な質問が寄せられました。その中から、多く寄せられた3つの質問を厳選。講師の回答を特別に公開します!

一つ目は学費に関する質問です。

Q1.医学部(国公立・私立)の学費は、6年間でどのくらいかかるのでしょうか。募集要項に書かれている学費以外にもかかる費用は結構あるのでしょうか?

A1.国公立は6年間で約350万円、私立は幅があり2,000万円~4,000万円です。しかし、私立でも国公立並みに学費を下げる方法もあります。

2つ目は推薦入試に関すること、3つ目はお子さんが小中高一貫校に通う保護者からの質問です。

推薦入試は女子に不利?

Q2.現在通っている塾の先生に「推薦入試は不透明。女子には不利な印象があるので、あまりお勧めしない」と言われました。実際のところどうなのでしょうか?

A2.近年女子の医学部合格が増えていること、『メディカルラボ』で実施している「合格した生徒の面接試験レポート」を見る限り、女子に厳しい質問もなくなりました。

小中高一貫校で医学部を目指すために大切なことは?

Q3.私立の小中高一貫校に通っています。中・高と受験をせず、大学受験で医学部を目指すことになり、受験を乗り越えられるのかと不安です。医学部を目指すにあたって小学生のうちから習慣づけておくべき勉強はありますか?

A3.医学受験では英語が重視されます。小学生にうちに英検を取れる環境であれば優位となるでしょう。また、何か打ち込めることや、好きなことに取り組まれるとよいと思います。

医系専門予備校『メディカルラボ』本部教務統括 可児良友先生

医系専門予備校『メディカルラボ』本部教務統括 可児良友先生

1991年から大手予備校で受験生の指導に携わり、数多くの医学部・歯学部志望者を合格に導く。その豊富な経験をもとに、マンツーマン授業で合格を確実なものにする医系学部受験の指導メソッドを構築。2006年に医系専門予備校メディカルラボの開校責任者となる。カリキュラムの監修や講師・スタッフを統括する本部教務統括として、また生物の講師として、現在も医学部受験の最前線で活躍中。

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