男子中フェスタ当日の振り返りはもちろんのこと、個性あふれる男子校としての話題がたくさん飛び出しました。皆さんが知っている学校名はどれだけあるでしょうか?
座談会参加校と先生方
暁星 入試広報部部長の川奈部智久先生
佼成学園 教頭の簗瀬誠先生
城北 教頭の清水団先生
巣鴨 入試広報部部長の大山聡先生
聖学院 広報部長の早川太脩先生
成城 中学教頭・入試広報室長の中島裕幸先生
東京都市大学付属 広報部の田中拓斗先生
桐朋 広報部の成本裕泰先生
獨協 広報部の鈴木佑麻先生
本郷 入試広報部長の野村竜太先生
(※学校名略称、※五十音順)
男子中フェスタ当日の振り返り
前回の会談同様に各男子校から1名ずつ、個性豊かな先生方にお集まりいただきました。
ーフェスタ当日は大変な盛り上がりでしたね!
暁星 川奈部先生
昨年から個別ブースを設けさせていただきました。昨年も感じましたが、足立学園の生徒さんの気づかいや声掛け等の活躍は素晴らしかったです。昨年もそうでしたがフェスタ全体を通して、東京私立男子校の活気やエネルギーが魅力の1つだと痛感しています。
佼成学園 簗瀬先生
なによりも、生徒主体で動いてもらったことが嬉しかったですね。毎年やっているオリジナルマスコットキャラクターの着ぐるみ(コウセイペンギン)を使った広報活動の他に、個別相談会の相談役として保護者からの質問に正直な回答をしている姿が誇らしく感じられました。
城北 清水先生
本校でも教室の会場で高校生が中心になって参加してもらいました。私が講師になって体験授業をすることになりましたが、どんな授業をするのか悩んでいました。その後に相談会を訪れた親子から「とても楽しい授業だった」と感想を聞けたので、やってみて良かったと思います。
巣鴨 大山先生
生徒と先生が一体になって頑張ってくれました。今回初めて吹奏楽演奏の一員として参加して、多くの来場者を前にしながら素晴らしい合奏を響かせていたのが印象に残っています。こうした取り組みから男子校の一体感を体験してもらえる場はとても貴重です。
聖学院 早川先生
ミニ説明会では生徒の横に座り、彼らと来場者との会話を見守っていました。男子校生活の話に聞き入る受験生・保護者の真剣な眼差しには、本校の生徒たちも刺激を受けたと聞いています。学年を問わず男子校を知ってもらえるイベント自体に価値を感じていますし、生徒が活躍する場を見てもらう意味でも参加して良かったです。
成城 中島先生
足立学園を会場にして2年目だったこともあり、とてもスムーズに物事を進められました。本校はジャグリング部のメンバーが小学生と一緒になって、文化部ふれあいコーナーでの体験発表や実演指導を行いました。他校の生徒と同じ教室で活動するというイベントは他になく、男子校生としての団結を深める機会になりました。
東京都市大学付属 田中先生
生徒が広報活動に参加したこと自体がイメージアップにつながったと思います。いろんなブースやミニ説明会の様子から一定の手応えを得られたので、校内外を問わず、本校を知ってもらうイベントの基本形になるだろうと予想しています。教員パネルディスカッションでは若手の先生に話してもらいましたが、今までになかった新しい試みからアイデアが得られたそうです。
獨協 鈴木先生
かつては男子校合同の学校説明会だったイベントが大きくなってくる様子を見てきており、コロナ明けで久しぶりに男子中フェスタを前面に打ち出すことができたので感無量です。年1回ではありますが各校の持ち味を出し切った良い日になったと考えています。
桐朋 成本先生
本校ではOBとして「桐朋の魅力」を知り尽くした教員を中心に参加することになりました。大規模なホール型のイベントと違って1つの教室を丸々お借りできたので、とても近い距離感で来場者と話すことができました。おかげで新鮮な気持ちになれましたし、そもそも私立校受験をするか悩んでいる段階で、これほど多くの学校を知る機会はそれほど多くないでしょうし、受験へのモチベーションが上がるきっかけになったことでしょう。
本郷 野村先生
教室を使った説明会に来場者が集まってくるところまでは見ていたのですが、少し目を離している間に、廊下も賑わって盛り上がるということがありました。生徒に聞いてみたところ、小学生に生徒持参の「本郷にまつわるクイズ」を配っていたそうです。イベント趣旨を理解した生徒たちが自主的にアイデアを持ち寄り、それを実行した様子に感心させられました。