【男子中をつなぐ特集2024】Vol.06 無限の可能性を感じさせる 多種多様な男子校による座談会 第4弾(2ページ目)

事前にチェックしておきたい入試要項・募集要項の特色

中学受験に欠かせない事前準備として、学校の違いを知るだけでなく入試そのものに特色がある点を理解しておく必要があります。入試制度のトレンドを追いかけてきた先生方が集まったこの機会を逃さず、各校の入試関連情報を聞かせていただきました。

ー2025年度入試の内容に変化があったらぜひとも教えてください。

佼成学園 簗瀬先生
2月1日(土)の午後入試と2日(日)の午後入試を入れ替えます。また、グローバルコースの募集が2月1日(土)と2日(日)にそれぞれあったのが、2月1日(土)だけに集約されます。詳しくは学校公式サイトをご覧ください。

男子校の共通点として帰国生の多さが挙げられます
男子校の共通点として帰国生の多さが挙げられます

聖学院 早川先生
本校は受験生の可能性を引き出すべく多くの入試形態を用意しています。2025年度の英語特別入試は日本語と英語による面接のみで、筆記試験が無くなった点をご留意ください。オンリーワン表現力入試はグループ内で意見のプレゼンテーションを実施、他の入試形態でも作品等についての協働振り返りを試験科目に設定しています。

同じ男子校でも異なる個性を見抜く過程が大切
男子校といっても各々異なる個性を見出す楽しさがあります

東京都市大学付属 田中先生
大きな変更点は、入学手続き締切日と募集定員の変更です。入学手続き締切日は、帰国生・第1回~第3回・グローバル入試は2月5日まで、第4回入試のみ2月7日までとなります。募集定員は若干の変更がありますが、合否の判断の基準が大きく変わるわけではありません。

受験経験は入学後の勉強にも活用可
受験経験は入学後の勉強にも活かされます

獨協 鈴木先生
午前入試が長い受験生や、移動に時間がかかる受験生にも受験していただきやすいように、午後入試では14:45開始、15:15開始に加えて15:45開始の回を新たに設けます。また、帰国生の場合は4科入試に10点、2科入試に5点を加える優遇措置があります。各回の入試で合格倍率は異なりますが、入試の合格最低点はどの回もほぼ同じです。65%の得点を目指して過去問に取り組んでください。

志を同じくする仲間が集う点が私立の強み
志を同じくする仲間が集う点が私立の強みと言えます

2024年度の男子中をつなぐ特集はいかがでしたか?
学校説明会でも取り上げられない意外な一面に驚いた方も多くいらっしゃると思います。こうした発見は、受験生を支える保護者の皆さんも中学入試の奥深さを再認識するきっかけとなるでしょう。
次の男子中フェスタは2025年の6月に開催される予定です。しばらくの合間はありますが、男子校の歴史は座談会同様にまだまだ続きます。また来年にお会いしましょう!

男子中学校フェスタ2024 公式サイト
https://www.tokyoboys-school.com/

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