学習塾に求められる”お子さまを守る”という新たな価値

今まではご家庭内で勉強を教えてあげられたお子さまも、小学4年生になれば中学受験を意識して通塾を始めるケースが多くなるのは、皆さんもご存知のとおりです。学校以外へと行動範囲が広がる様子は、親として誇らしい気持ちにさせてくれる半面、目が行き届かなくなる不安が大きくなるのは当然のことでしょう。わが子に限って危険な場所には近づかないだろう、と思いたいところですが、お子さまが通う学校や塾といった教育現場で信じられないような事件が起きたという報道を目にする機会が増えました。可愛いお子さまを犯罪から遠ざけるには、どのような対策が必要なのでしょうか。

安心・安全を基準に塾を選ぶ時代が到来

多くの子どもたちが通う学校や塾は、本来であれば安心・安全が保障されている場所と考えるのが従来の常識でした。しかし、とても残念ながら年に数回は子どもへの性犯罪が報道される世の中でもあります。そこでようやく、2024年に日本版DBSの導入を盛り込んだ「こども性暴力防止法」が成立し、2026年までに施行されることになりました。DBSとは、イギリスのDisclosure and Barring Service、すなわち前歴開示・前歴者就業制限機構を参考にした制度です。
保育士、教員、習いごとのコーチなど、子どもと接する仕事に就く者を対象に想定しており、過去の性犯罪歴を確認する義務を課すというものです。さらに、対象となる施設の事業者は、職員研修やサポート体制が求められます。

「だったら安心ね」と感じたかもしれませんが、次の問題点に目を通してから考えてみてください。
はじめに、日本版DBSが適用される事業者は、行政が監督する学校、保育園、学童保育が対象となっています。裏を返せば、一条校以外の学校、認可外保育所、学習塾やスポーツクラブといった習い事の事業者には適用されないということになります。指定事業者の範囲や、照会の対象となる性犯罪の範囲をどうするかといった課題が残されています。これはお子さまをもつご家庭にとって大変由々しき問題と言えます。

皆さんもご承知のとおり、学習塾は他者の目が届きにくい密室状態になりがちな空間です。お子さまが通う塾にも安心・安全を求めるには、塾選びそのものから考え直す必要があるでしょう。そこで、首都圏を中心に「TOMAS」などを運営する学習塾業界の大手であるリソー教育の対応策を最新例としてご紹介します。

日没が早い時期、あの子は塾にたどり着いたかしら…

リソー教育が運営する学習塾「TOMAS」では、お子さまと保護者の皆さんが安心して通塾できるように、登下校中の安全管理や周辺地域の防犯対策に取り組んでいます。

入退室メール連絡システム

お子さまが校舎に到着し、入室時・退室時にカードリーダーをタッチすると、あらかじめ登録してある保護者のメールアドレスにお知らせメールが届きます。

こども110番に参加

地域ぐるみで児童を助ける「こども110番」活動に参加しています。※登録条件該当校のみ

入退室メール連絡システム
入退室メール連絡システム
こども110番に参加
こども110番に参加

ブースの定期巡回

TOMASでは、死角を作らない目的で、ドアの無いオープンブースで指導をしています。また授業中は教室責任者が定期巡回しながら授業状況をチェックしているので安全です。

講師への研修

生徒への失言や不適切な行為を例示する研修を行い、講師が守るべき倫理基準の統一を図っています。

ブースの定期巡回
ブースの定期巡回
講師への研修
講師への研修

>リソー教育が運営する学習塾 TOMASの公式サイト

監視カメラが無い教室があったら怖いわね…

より安心・安全な学習環境を整えるため、TOMASでは全校に監視カメラの設置を進めています。1校あたり計10~15台の設置予定です。
※撮影された画像は、個人情報保護に関する法令とガイドラインを遵守して適正に取り扱い、一定期間経過後に消去されます。また記録の目的を超えて利用せず、法令の定めがある場合を除いて第三者には提供されません。

個別指導ブースのカメラモニター

全方位カメラを複数設置し、すべての個別指導ブースを監視します。

自習室のカメラモニター

自習室に一方向カメラを設置し、モニターで安全を確認します。

個別指導ブースのカメラモニター
個別指導ブースのカメラモニター
自習室のカメラモニター
自習室のカメラモニター

>TOMASの公式サイトで校舎を探す