中学受験を始めたご家庭が、必ずと言っていいほどぶつかる壁が「中学受験と習い事の両立」。勉強時間の確保と、休日に行われる模試や説明会への参加で、両立は難しいという話をよく聞きます。そこで、習い事を実際やめたのか、一部を整理したのか、はたまた最後まで続けたのかをアンケートで聞いてみました。
「習い事をすべて続けた」が17%。意外と多い!?
中学受験のためにお子さまの習い事をやめた、または整理しましたか?
結果の上位3つは、習い事を「いいえ:すべて続けた」…16.9%、「はい:4年生で一部を整理した」…15.0%、「はい:6年生で一部を整理した」…12.9%となりました。【グラフ1】
「はい:すべてをやめた」と「はい:一部を整理した」の合計を学年別に見てみると、6年生…35.1%、5年生…33.3%、4年生…31.6%という結果となりました。【グラフ2】
さらに、4年生、5年生の「はい:すべてをやめた」、「はい:一部を整理した」の合計と、6年生の「はい:すべてをやめた」、「はい:一部を整理した」、「いいえ:すべて続けた」の合計を見てみると、前者が52.6%、後者が47.4 %となりました。(※「はい:状況に応じて整理を続けた」は含めず計算)【グラフ3】
5年生からぐっと勉強の質も量も上がるので、この時期に習い事をやめる、もしくは一部を整理するご家庭が多いという話をよく耳にします。ところが、アンケート結果から6年生で判断するご家庭が半数近くいることが分かりました。
この結果から、両立できるなら、なんとかして両立して続けたいと考えるご家庭が多いと言えるのではないでしょうか。