スカラシップ型奨学金
入試の成績優秀者に対して奨学金が給付されるスカラシップ制度は、採用人数は少ないものの多くの大学で設置されています。
出願するだけで自動エントリーになる駒澤大学の奨学金
「駒澤大学新人の英知(入試特待生)奨学金」は、一般入学試験T方式(グローバル・メディア・スタディーズ学部はS方式)で受験し、極めて優秀な成績で合格した人に、授業料相当額が4年間支給されます。
一方、全学部統一日程入学試験で受験し、上位200名以内の得点で合格した人に、年額30万円が2回に分けて給付される「駒澤大学全学部統一日程入学試験奨学金」は、スカラシップ型の中でも採用人数が多いことが特徴です。出願するだけで自動エントリーとなり、2年次以降も成績基準を満たすことで、在学中4年間継続が可能です。
愛知学院大学の特待生制度
愛知学院大学の「新入生特待生制度」は入学試験での成績優秀者のさらなる活躍をサポートするための制度です。2020年8月には新型コロナウイルスによる学習環境の影響が懸念される受験生を応援するための「緊急特別枠」を設け、例年の2倍に拡充。総計520名を選出することを発表しました。
通常の「新入生特待制度」は264名で免除額125万円以上、「緊急特別枠」は256名、免除額50万円以上です。(2021年3月31日追記)
歯学部対象の「くすのき奨学金」では、対象者1名のスーパーエクセレンスに採用された場合、6年間で最大1485万円が給付される計算になります。
龍谷大学の前期授業料相当額が給付される制度
龍谷大学の「アカデミック・スカラシップ奨学生(予約採用型)」は、入学試験成績優秀者を対象に、1年次の前期授業料相当額が給付される制度です。対象人数は学部ごとに定められており、例えば短期大学は2名に対し、文学部は60名、経済学部は50名となっています。2年次以降は、在学時の学業成績優秀者を給付対象としたアカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型)に応募が可能です。