【聖光学院】リニアモーターカーが動く仕組みとは?
「聖光学院の理科」は、大問1が生物、2が天体、3が物質、4が電流の問題となっており、その大問4の問5にてリニアモーターカーの問題が3題出題されました。
電磁石の性質を応用して進むリニアモーターカー。最初の問題は、止まった車体を進ませる力について、最も効率よく動き出させるには、壁に埋め込まれたコイル(問題の図には4つのコイル)それぞれに、どの向きの電流を流せばよいのか、その電流の向きの組み合わせとして正しいものを選択肢から選ぶという問題です。
リニアモーターカーの仕組みは小学校4年で習う電流の問題の応用編ともいえますが、考え抜く力がないと容易には答えられません。
2027年に東京−名古屋間が開業予定ということで、現在工事が進行中。旬な話題なので、他校においても今後出題されるかもしれません。これから中学受験をするご家庭はぜひ解いてみてください。
(※解答は「聖光学院2020年度の理科解答」にあります)