【座談会】女子校ママたちが語る~母と娘の女子校ガールズライフ(後編)(2ページ目)

気分転換できる場も大事。習い事は本人ができるなら最後まで

吉祥女子中Bさん:うちはお兄ちゃんも行っていたサピックスに。小4で吉祥女子を見に行って、入れればいいよねという感じでいましたので、ちょっとオーバースペックかなと思い、他にも見学に行ったんですけど、本人がどうしてもお兄ちゃんが通っていたところでやりたいと言うので、5年生から入れました。4年の時は塾に通ってないんです。

エデュ:サピックスはプリントの量がとにかくすごいと聞いていますが。

吉祥女子中Bさん:お兄ちゃんの時はちゃんと綴じてましたが、結局最後は捨てるだけというのがわかったので、もう段ボールにどんどん詰め込みました。

娘は、宿題をちゃんとやって、成績も上位のほうで安定していたので手がかからなかったんです。途中で何度か「サピックスじゃなくても良くない?」って言ったんだけど、本人が一緒に行ってる、違う小学校のお友だちと行くのが楽しくなっちゃって、お菓子を持っていって交換することや、行き帰りにおしゃべりするのが楽しく、そのモチベーションで通ってました。なので、楽しければいいんじゃない、と思い通わせてました。

エデュ:精神的に波があったりしませんでしたか。

吉祥女子中Bさん:受験するのが当然と本人も思っていましたし、成績が多少下がって落ち込むことがあっても「私、絶対がんばればできるから」みたいなプライドがありました。ただ塾だけだと逃げ場がなくなった時にかわいそうだなと思い、やっぱり気分転換はさせるようにしていて、バレエを習ってたんですが6年生の10月まで行ってましたし、ピアノも夏休みの発表会に出ました。本人ができるんだったら、習い事もずっと最後までやらせてあげてましたね。

鷗友学園女子中Cさん:うちもピアノは夏休みの講習前までやって、それ以降は塾漬け。逆にうちはやらせなきゃ、やらせなきゃと思っていて、下に弟が2人いるので、弟たちがワチャワチャと遊んでる中で大変だったと思います。

エデュ:Aさんは私立小学校から外部受験という経緯でしたが。

 横浜共立学園高Aさん:中等部が家から通うには遠くなることと、外の世界も見てみたいということで、外部受験を意識するようになり、うちもサピックスに通わせました。通塾してみると安定してそこそこの成績を取っていたので、夏まで悩みましたが外部受験を決めました。