そこで、お子さんが中学受験塾に通っている保護者の方に、塾が休講になって困ったこと、家庭での勉強方法についてお聞きしました。
【調査概要】
◆調査方法:インターネット調査
◆対象者:中学受験塾に通っている保護者の方
◆回答数:45名
◆調査エリア:全国
◆調査時期:2020年3月11日(水)〜3月25日(月)
【質問項目】
Q1. 塾が休講になって困ったこと、心配なことはなんですか。(複数回答)
Q2. 自宅での休講中の塾の勉強で工夫していることはどんなことですか。(複数回答)
Q3. 自宅で休講中の塾の勉強をさせるにあたって、今どんなことを知りたいですか。(自由回答)
一番の心配は課題のさせ方。勉強の遅れや生活面への心配も
「塾が休講になって困ったこと、心配なこと」で一番多かったのは「課題のさせ方」で53%、次が「勉強の遅れ」の44%でした。
塾の映像授業を受けているご家庭からは「子どもだけだと映像授業を見ない」28%、「親が付き添わないといけない」24%、「映像授業だけで子どもが勉強を理解できるかどうか」23%と、ほぼ同率の票が集まりました。さらに映像授業については以下のようなさまざまな声が寄せられました。
「映像授業がレベル別になっていないので、授業が冗長になり、しかも先生が撮影に慣れていなさすぎて、よくわからない。しかも、単元ごとに先生が変わって落ち着かないし、映像授業としてありえないレベル。ユーチューバーの方がずーっとマシ。」
「動画だと理解できるレベルではないので、無駄だと感じる。質問したいときにできない」
「拘束時間がないので勉強がはかどるが、臨時配信の映像授業がもう少しわかりやすければなお良い。」
「映像授業のアップが遅かったりレベルに合っていない」など辛辣な意見もありました。
その他にも子どもの生活面や勉強の遅れを心配する声も寄せられています。
「子供がダラダラとして、1日を過ごしてしまう。」
「週3回の通塾がないことで生活にメリハリがなくなった。」
「受験生なのでやるべきタスク、プラスアルファで検定の勉強もできたが、指針がないと目標がブレる。」
「対面授業を再開した一部の塾の塾生との差が開きそうで困る」
多くのご家庭でこういった戸惑いや不安、悩みを抱えていることがわかりました。