上のきょうだいの中学受験を見て、下の子は…?
インターエデュ(以下:エデュ):AさんとBさんはすでに上のお子さまの中学受験を経験されていますが、下のお子さまの受験についてはどのように考えていますか。
Aさん:1人目のときに経験しているので、だいぶ大筋が見えてきていますが、性格が違うので、同じようにはいかないとも思っています。
Bさん:まだ「受験する」という気持ちが起きないみたいです。本人にやりたい気持ちがないのなら、わざわざ背中を押す必要はないのでは?と考える反面、これから受験当日までは長く厳しい日々が続くのを知っているだけに、早めに受験勉強を始めさせておいて、リズムを作りたいと焦る気持ちも正直ありました。でも今は、本人が「受験をしたい」と言い出したら、そのタイミングで勉強を始めるということでもいいかな、とも思っています。
Aさん:うちは5年生のときに塾に入りました。4年生ならまだエンジンかからなくても大丈夫かもしれませんね。
エデュ:息子さんたちは、中学受験についてはどう思っているのでしょう。
Aさん:息子は、娘が受験生のときに、勉強が大変そうだった様子を見ています。だからと言って受験に嫌な思いを持っているというわけではなく、それを乗り越えて、楽しく自由な学校生活を送っている話を聞き、自分も受験したいという良い動機づけになっているようです。
Bさん:うちの場合は、娘は人数の多い大規模校に入りました。クラブ活動の選択肢がたくさんあって、お友だちも一気に増えているような話を聞いて、息子は「いいな〜」と思っているようです。でも、娘の小学校時代のお友だちの男の子たちが、地元の公立中で楽しそうにしているのを見ると、それもいいなと思うようです。