座談会の参加者
麻布・海城ママAさん(お子様:麻布高校1年、海城中学1年)
桜蔭中ママBさん(お子様:桜蔭中学校1年)
広尾学園ママCさん(お子様:広尾学園中学3年)
模試の結果に大ショック! ボロボロになりそうなメンタル、私たちはこうやって解消した!
エデュ:受験の直前期には、親も子どももメンタルが不安定になり、ストレスが溜まるもの。みなさんのご家庭では、どんなふうに向き合いましたか?
広尾学園ママCさん:うちは12月の最終模試の結果が最悪で、私が落ちこんでしまって。でも、息子はケロッとしているんです。そのメンタルの強さや、根拠のない自信はどこから!?と不思議に思っていたら、私の知らないところで塾の先生がケアしてくれていたんですね。なかなか受験へのスイッチが入らない息子に、ギリギリのところでスイッチが入ったのは、塾のおかげだと思っています。
エデュ:ご家庭だけでストレスを背負わず、塾に相談したり、頼ってみるのも手ですね。Cさん自身のメンタルは、どのようにケアしたのですか?
広尾学園ママCさん:おすすめのメンタルケアが2つあります。1つは、「大丈夫。息子がやってきたことを信じよう」と自分に言い聞かせること。もう1つは、神頼み(笑)。合格祈願のため、川越の氷川神社をはじめ、いろいろな神社を行脚しました。
桜蔭中ママBさん:わかる! 私も合格祈願しながらの御朱印集めに夢中になっていました(笑)。うちの娘の場合、直前でなく6月頃、模試でケアレスミスが頻発し、算数は1番の1を必ず間違えるという、不安定な時期がありました。でも、慌てて何かをするより、朝6時に起きて30分ほど算数の問題を解き、朝食をとって学校に行き、月水金は塾に通って…という生活サイクルを変えないことを大切にしたら、いつの間にか乗り越えていましたね。逆に直前期には、過去問など、やるべきことが明確だったので、落ち着いて対応できたと思います。
麻布・海城ママAさん:わが家は、長男のときはあまり気分の浮き沈みもなく、そのまま本番を乗り切ったのですが、次男のときは、本当に大変でした。自分では「俺は絶対受かる」と言っているくせに、1月校の受験初日、現地に向かう新幹線の中で急にお腹が痛くなって、何度もトイレに行ったり、気持ちが悪いと訴えたり…。その後も歯が痛いとか、頭が痛いとか、自分ではストレスを感じていないつもりでも、体のあちこちが悲鳴をあげている状態でした。そんなことがあってから、「これを持っていれば心配ないよ」とお守り代わりに下痢止めの「ストッパ」と痛み止めの「子ども用バファリン」を持たせるようにしました。それ以外では、どんなに点数が悪くても「大丈夫。おまえは天才だ」と家族みんなで盛り上げていましたね(笑)。