受験のプロから持ち物・忘れ物アドバイス!
続いて、当日の持ち物について、塾の先生方のアドバイスをご紹介します。
「受験票は忘れた…」はよくある話!?
西郡学習道場 お茶の水道場長 田口敬二先生 :過去「かばんの上に受験票を置いておけば大丈夫」と前日の夜に確認し、準備しておいたにもかかわらず、受験票を忘れてしまったケースがありました。
当日受験票がないと気づいた瞬間の心の動揺は、とてつもなく大きいものです。受験票がなくても入試は受けられますが、忘れたことで冷静さを失ってしまいます。(中略)
持ち物の準備は、親任せ、子ども任せにするのではなく、前日の夜に親子で一緒に行いましょう。できれば翌朝もう一度家を出る前に、かばんに入っていることを確認しましょう。
お子さまの体調にかかわる持ち物も要確認!
進学塾Musashi 櫻田征久先生:普段あまりお腹を壊したことがない子どもでも、当日の緊張でお腹が痛くなることが多々あります。下痢止めはマストで持たせましょう。
電車の中で気持ちが悪くなり吐いてしまったときに、服が汚れてしまったというケースも過去ありました。上下の着替えも用意しておくと安心です。
また、女の子は生理が始まってしまうこともあります。生理用品や着替えを持たせ、当日着ていく服は暗い色のスカートにするなどの対応も大事です。
当日の準備は念には念を入れて!
緊張する場面では大人でも他に神経を使ってしまい、忘れ物をしてしまうことがあります。お子さまだけでなくご家族の方、複数人で確認をすることで忘れ物を防ぐことができます。
櫻田先生からは、「筆箱もつい、さまざまな場所に置いてきてしまうことがある。予備の筆箱もカバンに入れておくとよい」というアドバイスもありました。
受験票、筆記用具以外にも当日の持ち物は以外に多くあります。
中学受験の専門家と塾の先生、お子さまの中学受験を経験した保護者の方からのアドバイスをもとにまとめた、入試当日の「持ち物リスト」を用意しました。