2021年首都圏中学入試結果総括！ 受験者数、倍率はどうだった？（2ページ目）

倍率が大きく上昇！人気を集めた学校

男子校の入試結果

男子校の注目校は、日本大学豊山中学校です。すべての入試で受験者数が大幅に増加しました。日本大学第一、日本大学第二も好調であり、日本大学の付属校人気がうかがえます。

獨協中学校で新設された2月1日午後入試では、受験者数が562名と人気となりました。2月1日午後に入試を実施する男子校が少なく、中堅男子校は獨協のみということもあって、受験者が集まったものと思われます。

女子校の入試結果

女子校の注目校は、山脇学園中学校です。2019年の入試から始まった2月1日午後の「国･算1科」が大変好調で、特に「国語1科」では受験者数が542名と人気を博しています。

女子校全体で見ると、午後入試で倍率の上昇が目立ちました。
また、伝統女子校の人気も見受けられます。約30年前に起きた中学受験ブーム時の受験生が保護者となり、志望校選びに影響を与えたことも理由としてありそうです。

共学校（大学付属校以外）の入試結果

共学校の注目校は青稜中学校です。JR大井町駅から徒歩7分と大変アクセスが良く、大学合格実績も好調。昨年は制服をリニューアルし、ますます人気が高まっています。

共学校の人気校は大学付属校に集中しますが、山手学院も含め、大学付属校ではない共学校も健闘しています。