家庭の事情を考慮してくれた塾の対応。難しい試験に落ち込んだものの無事合格へ(2ページ目)

Q. 第一志望の入試日前日から当日、合格発表までのお子さん、ご自身の様子を教えてください

試験前日は息子と下見に行き、机の場所の確認をしました。勉強は過去問をサラッと復習して、消化の良い物を食べさせて、ゆっくりと風呂に入らせ十分な睡眠をとらせました。


試験当日は保護者用の駐車場が完備されているので自家用車で学校へ。親子面接があるため、息子は紺のスラックスに水色のワイシャツ、黒のVネックガーデンで清潔感のある格好にしました。保護者の私はスーツにネクタイ、ネクタイピン、カフスボタンで華美にならずともきちっとした印象を心がけた服装にしました。

午前中の学科試験が終わった時に息子は「難しかった…」と落ち込んだ様子だったので「面接が終わるまでは集中してやろう」と言葉をかけ、帰りの車内でも「落ちてもお前は札幌南か札幌北には入れる。自信を失わなくていいんだよ」と言葉をかけました。


発表は試験翌日の朝9時にホームページで息子と一緒に確認しました。最初私は見落として「残念だったけど高校受験で頑張ろうな」と言ったのですが、受験番号の暗記を間違えており息子が「パパ、僕の番号違うよ!ほら、ここにあるよ!受かってるよ!」と教えてくれました。

Q. これから中学受験をするご家庭にメッセージをお願いします

私たち親子が選んだのは四谷大塚グループの札幌錬成会でした。
若い先生方が多い印象でしたが、指導にも熱心で大手の集団塾にも関わらず、私達の家庭の事情(ひとり親家庭)で送り迎えが出来ない等の事も理解して、中学受験専門レベルの授業をしてくださいました。


また中学受験する家庭は一般的に小4から通塾させるさせる方が多いようですが、当家は小4の春休み(5年になる直前)から通塾させました。それまでは全国模試を受けたりしながら、参考書を使い自分が全ての科目を教えていました。最近では英検(またはそれに類似する英語資格)を取得していると試験で加点があるので、当家も第一志望校の出願に必要な級の英検を取得させています。