早慶・GMARCH大学付属校、内部進学率が高い学校は?

大学入試の変化が著しい中、大学付属校への進学で大学受験を回避したいと考えるご家庭も多く、中学受験においても大学付属校人気は続いています。そこで、早慶・GMARCH大学付属校の内部進学率を調査しました。学校間に差はあるのか、他大学への進学は可能かどうかを見ていきます。

早稲田大学・慶應義塾大学の付属(系属)校の内部進学率

学校種別 学校名 現役内部
進学者数
卒業生数 内部進学率 備考
男子校 早稲田大学 高等学院 479 100% 所定の基準を満たす卒業生は全員、早稲田大学へ進学
共学校 早稲田大学本庄高等学院 334 336 99% 他大学進学の場合には早稲田大学への推薦権を放棄
共学校 早稲田実業学校高等部 423 435 97% 推薦進学者は422名。受験進学者は1名
男子校 早稲田 高等学校 169 299 57% 推薦進学者は159名。他大学への指定校推薦もあり
共学校 早稲田摂陵高等学校 ※19 ※276 ※7% ※インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング」より
共学校 早稲田佐賀高等学校 91 194 47% 早稲田大学への推薦枠は入学定員の50%を上限とする
男子校 慶應義塾高等学校 ※726 ※732 ※99% ※2020年実績
女子校 慶應義塾女子高等学校 ※202 卒業生は原則として全員慶應義塾大学へ推薦される
男子校 慶應義塾志木高等学校 255 255 100% ほぼ全員が慶應義塾大学に進学
共学校 慶應義塾湘南藤沢高等部 230 231 100% ほぼ全員が慶應義塾大学に進学

各学校の公式サイトよりインターエデュにて作成

早稲田大学の付属校2校(早稲田大学 高等学院・早稲田大学本庄高等学院)と慶應義塾大学の付属校の4校は内部進学率がほぼ100%です。
早稲田大学の系属校の4校の内部進学率はそれぞれに異なります。推薦に定員が設けられていることも理由の一つです。

全員が内部進学をする学校以外は、他大学への受験も可能です。進路を選ぶことができるメリットがある一方で、内部進学の推薦資格を保持できないため、大きなチャレンジともなります。