中1保護者に緊急アンケート! コロナ禍での学校選びはどうだった?(4ページ目)

学校を知るチャンスはほかにもある!

電話で聞く、塾の先生を頼る、模試会場を利用

緊急事態宣言が明けたばかりで(説明会の予定がまだなかった時ですが)、実際に通えるのか?を確かめたく学校まで行こうと思い、校舎内は無理でも敷地内を見させてもらえないか、電話で相談したところ、個別に案内していただけた学校もありました。

模試などでなるべく興味のある学校の会場を選択し、トイレや設備チェックを子どもにさせた。

塾の卒塾生の情報を教えてもらったり、経験者の話を聞いたりした。

登下校風景を子どもに見せる

子どもが通う学校なので、低学年の頃から子どもを連れて行くようにしました。去年はコロナ禍でしたが、朝一で学校の登校風景を子どもに見せて自分が通う時のイメージトレーニングをさせたりしていました。

ひと通りの情報はWebで仕入れましたが、何よりも本人が通いたいかどうかを大切にするために、何度も現地へ行ってイメージをすり合わせました。
複数の運動部が全国レベルの強豪校なので、いくつか試合を見に行ったり、登下校の時間に合わせて、まずは母親だけで学校を見に行き、あやしまれないスポット(カフェの窓際)を見つけて、次は本人を同伴しました。
普段使わない路線の電車を使う必要があったので、最寄り駅に家族みんなで出掛けて駅前のおいしいお店を探索するなど、街の雰囲気をも味わい、本人が違和感を覚えないか、丁寧に確認しました。

電話で聞くのは勇気がいります。現在「個別に対応してくれる学校」も増えてきているのでチェックしてみましょう。また、模試会場で学校を知るのも有効な手段です。「首都圏模試」のサイトによると、複数の学校が模試会場となっています。

卒塾生を塾の先生に紹介してもらう登下校風景を見ることも、「中学受験 コロナ禍での志望校選びのポイントとは?」でご紹介したように、中学受験塾スタジオキャンパス代表の矢野耕平先生おすすめの方法です。

2022年も学校説明会の予約が取りにくいといった厳しい状況が続いています。ぜひ先輩保護者の意見を参考にしてみてください。

【アンケート調査概要】
◆調査方法:インターネット調査
◆対象者:2021年に中学入試をした、現在お子さまが中学1年生の保護者
◆回答数:36名
◆調査エリア:全国
◆調査時期:2021年5月27日(木)〜6月10日(木)