中学受験塾・日能研の特徴は？教育方針や費用などを解説【2022年度版】（2ページ目）

日能研の入塾の時期と入塾テストについて

日能研に入塾するのに適切な時期と、入塾テストについてご紹介します。

入塾の時期とテストの内容

日能研では入塾に適正な時期を定めていません。中学受験に向けた対策をしたいと考えたタイミングに相談するよう案内をしています。また、小学校低学年の間は教科書をもちいた体系的な学習というより、感覚的な学習がメインとなっています。中学受験に向けた本格的なカリキュラムが始まるのは4年生からです。

日能研に入塾するためには、日能研が用意した入塾テストに合格する必要があります。テストの内容については、学校での学習のみをしているお子さんにとっては難しいテストになります。

日能研小学生向けのコースについて

日能研ではステージに合わせた学習コースをそれぞれ設定しています。

小学校低学年

小学1・2・3年生に向けた学習には「ユーリカ！きっず」コースが用意されています。ユーリカとはギリシャ語で発見という意味があり、子どもたちの発見を大切にしながら学ぶことの楽しさを学習していきます。受験に必要な言語や数学的な学習だけでなく、音楽や対人、空間把握などの知能を高めるための学習をおこないます。

小学校高学年

小学4年生から国語・算数・理科・社会の体系的な学習が始まります。その中でも日能研が特に大切にしているのが「思考力」。学習が進むに連れて積み上げられていく知識を点として身につけるだけでなく、それぞれ学習した知識を結びつけるための思考技法と合わせて学んでいきます。自発的かつ深堀りするような学習ができるように、自分に合った学び方を模索する時期でもあります。

中学受験対策

6年生の9月から中学受験に向けて本格的な志望校対策がスタートします。学ぶための学習から受験合格に向けた学習にシフトチェンジを実行します。翌年の2月におこなわれる難関校の試験に照準を合わせて、志望校研究や試験対策を進めていきます。

日能研小学生向けコースの料金について

日能研に通塾するとどのような費用がかかるのでしょうか。中学受験に向けた本格的なカリキュラムが始まる4年生以降のコース料金をご紹介します。

4年生

4年生4科コース料金は以下のとおりです。学習スケジュールは9月〜1月までとなっており、9月に入塾した場合の後期コースの合計金額は199,661円です。表は4科目コースの料金を記載していますが、2科目のコースであれば、授業料・学習力育成テスト・日能研全国公開模試にかかる費用が軽減されます。

※年度後期Wコース(4科)の料金
※2022年9月～2023年1月分として
※長期休みの講習料金は含まれません
※首都圏教室の費用

5年生

小学5年生のコース料金は以下のとおりです。9月に入塾した場合の後期コースの合計金額は251,471円です。4年生と同様2科目のコースを選択することで、費用を軽減することができます。

※年度後期Wコース(4科)の料金
※2022年9月～2023年1月分として
※長期休みの講習料金は含まれません
※首都圏教室の費用

6年生

小学6年生のコース料金は以下のとおりです。9月に入塾した場合の後期コースの合計金額は276,859円です。6年生の日能研全国公開模試の結果は翌日に公開されるため、効率的な復習ができます。

※年度後期Wコース(4科)の料金
※授業料・テスト・模試：2022年9月～2022年12月分、教材等・副教材：2022年9月～2023年1月分として
※長期休みの講習料金は含まれません
※首都圏教室の費用

日能研全国公開模試について

日能研が開催する全国公開模試は、首都圏を中心に全国12,000人もの生徒が受ける大規模な模試となっています。日能研の40年にわたる受験ノウハウと70,000件以上の試験データをもとに、本番に近い信頼性の高い試験とされています。6年生の場合は「合格力完成テスト・ファイナル256｣を除くすべてのテスト結果が翌日WEBサイト（マイページ）に公開され、試験の復習がしやすい仕組みとなっています。

日能研の特徴についてご紹介しました。日能研はじっくりと着実に学習を進めたいと考えるご家庭にあった塾という印象ですね。お子さまに合った塾を選ぶときの参考にしてください。