2022年首都圏中学受験者数は、昨年比103%増と予想
2018年~2021年の9月4模試受験者数合計と翌年の2月1日入試受験者数
9月模試受験者数合計 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|---|
45,830 | 47,299 | 46,156 | 48,759 | |
一都三県 2月1日入試 受験者数合計 |
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
39,959 | 41,288 | 41,251 | 予想値42,513 |
9月模試および2月1日入試受験者数合計の推移グラフ
模試受験者数、入試受験者数ともに右肩上がり
受験生の大多数は、夏休み明けの9月に実施される模試を受けます。入試まで半年を切った、いわば折り返し地点における志望校の合格判定を見るためです。よって、9月模試の受験者数から、年明けに行われる中学入試の受験者数が予想できます。
2018年から2021年の9月模試受験者数を見ると、2020年に大幅に落ち込んでいます。新型コロナの影響により模試の受験を控えたものと思われますが、2月1日入試受験者数は前年とほぼ同等という結果です。
そこで、2020年の模試受験者数を省いてグラフを見てみると、9月模試受験者数合計は、2018年から緩やかな右肩上がりになることがわかります。増加率でいうと、2021年は2018年比106%となります。
2月1日入試受験者数も、9月模試受験者数と同じ動きになると仮定すると、2022年受験者数は42,513名、2021年比では103%増の予想となります。
模試の結果を鵜呑みにせず、過去問対策を入念に!
2021年の入試結果では、中堅校において倍率が予想以上に高く、模試と異なる結果となった学校もありました。昨年同様に中学受験人気が続き、受験者数が増加する状況を考えると、2022年入試においても中堅校に動きがありそうです。
したがって、模試の志望校判定結果がよかったとしても、入試本番では激戦となり数点を争うことになるかもしれません。過去問で確実に得点できるように学習を進めていきましょう。
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