1都3県で最も早い1月10日から一般入試が行われる埼玉県の私立中高一貫校。12月1日から出願が始まった学校も、年明けの出願締め切りまで残すところ約10日となりました。そこで、学校サイトにて公開されている、12月26日時点の第1回目入試の出願数を調査しました。
栄東の出願数は6,127! すでに2021年入試を上回る
栄東中学校の12月26日時点での出願数は6,127と2021年入試の出願数6,017をすでに上回っています。
栄東中学校は例年多くの受験者が集まる学校です。2021年の入試ではコロナ禍にもかかわらず、例年とほぼ変わらない出願数となりました。学校は感染防止対策として、例年の第1回目にあたる入試を1月10日、12日の2日間に、さらに入試開始時間を1時間ずらし前半、後半のグループにわけて対応を行いました。また机をパーティションで区切るなど感染防止対策を徹底しました。
その結果、入試会場への混雑も緩和され、パーティションがあってむしろ集中できたという受験生の声もあり、入試の対応は大変好印象でした。
2022年入試も1月10日、11日の2日にわかれ、2021年と同様に入試当日は前半・後半と時間帯がわかれます。安心して受験ができるということで、受験者数を集めています。出願の締め切りは1月6日。まだ出願数は伸びそうです。
大宮開成・開智・淑徳与野・獨協埼玉も出願数は前回同等で推移
大宮開成中学校では1,576(2021年:1,655)、開智中学校では1,221(2021年:1,448)、淑徳与野中学校は1,328(2021年:1,640)、獨協埼玉中学校では989(2021年:1,210)となっています。どの学校も2021年入試と同等に出願数を伸ばしていますが、特に大宮開成中学校は、現時点の出願数から、2021年を上回る数となるかもしれません。