【中学受験2022】市川・東邦大東邦、千葉私立中高一貫校4校の出願速報

1月20日から入試が始まる千葉県の私立中高一貫校。入試まで1週間となり、出願締め切りまであと数日の学校や出願を締め切った学校も出始めました。
そこで、例年受験者数が1,000人を超える4校(市川中学校・昭和学院秀英中学校・専修大学松戸中学校・東邦大学付属東邦中学校)の1月13日時点の出願数(第1回目・一般入試)をお伝えします。

市川2,340、東邦大東邦2,233、昨年とほぼ同等に推移

市川2,282、東邦大東邦2,233、昨年とほぼ同等に推移

1月15日に出願締め切りが迫る市川中学校は、2021年の出願数2,463に対し、現時点で2,340と昨年とほぼ同等に推移しています。

毎年、幕張メッセ国際展示場を会場として入試が行われる市川中学校。昨年の入試を受けたご家庭によると、例年は長テーブルに2名のところを1名の着席とし、かなりゆったりとした座席スペースが確保されていたとのことです。休憩時間も例年より多めにして密にならない配慮がされるなど、2022年入試も同様の対策が取られる見込みです。

1月11日に出願を締め切った東邦大学付属東邦中学校は、2021年の出願数2,258に対し、現時点で2,233と昨年と同等の出願数となりました。

十年来、受験者数が2,000~2,400名と多い東邦大学付属東邦中学校。長年にわたり校内で試験を行ってきたため、大人数への対応に実績があります。感染防止対策としては、受験生1人につき付き添いを1人とし、保護者控え室の人数制限が行われます。

1月20日入試、1月13日時点の出願数、昭和学院秀英1,171、専修大学松戸1,289

1月15日に出願締め切りとなる昭和学院秀英中学校は、2021年の出願数1,408に対し、現時点で1,171です。
1月19日に出願締め切りとなる専修大学松戸中学校は、2021年の出願数1,455に対し、現時点で1,289です。
千葉私立中高一貫4校の現時点で出願数を見ると、昨年に対し200名前後の差異となっています。このことからも、倍率等の受験動向としては2021年と同じ動きとなることが予想されます。

受験者数が多い学校を受けるときの注意点は?

埼玉県の1月10日入試で、受験者数が多い私立校を受験したご家庭は、「早めに現地に着くように出発したが、受付で待つ時間が長かった」「保護者控室がなかったので待ち時間の待機場所を探すのに苦労した」という感想が聞かれました。

また、受験者数が多い学校では、密を避けるため時差退場を行っており、待ち合わせ時間や場所をお子さまと確認しておいた方がよいというアドバイスもありました。

受験生、保護者ともに受験の疲れを軽減させるためにも、念入りに試験前後の行動をシミュレーションしておくことをおすすめします。