そこで、2023年秋に開催される私立中高一貫校の文化祭日程一覧と、過去に開催された文化祭の様子から、男子校・女子校・共学校の文化祭の特徴をまとめました。
今年の文化祭は多くの学校で「入場者制限なし」「予約不要」で受験生・保護者の参加が可能!
入学後の雰囲気を見学するためには参加必須とも言える文化祭ですが、2020年から2022年までの間は、人数制限による開催規模の縮小やオンラインだけでの実施となった学校が多くありました。
またこの3年間は、全ての生徒が展示内容に知恵を絞り、先生方も動画配信やストリーミング配信を取り入れるなど、新しい形式での文化祭が誕生した期間でもあります。
今では学校説明会と同様に、現地とオンラインでのハイブリッド文化祭の開催が当たり前の時代になりました。しかしながら、親子一緒に交通機関を利用して、周辺環境や校舎内の施設、そして何より生徒たちのいきいきとした表情を確かめることで、来たるべき受験本番に向けてモチベーションを上げていく重要性はいつの時代も変わりません。
もちろん事前予約が必要だったり、定員を設けて入場者数を制限している学校もまだまだ見受けられます。また一方では、QRコードを活用してパンフレットを閲覧できる学校も増え、当日の行動スケジュールを事前に検討して効率的に校内を回ることができます。
上履き持参などの必須情報をいち早く確認して、年に一度のビッグイベントを見逃すことがないように、今のうちからチェックしていきましょう。
男子校:9月~11月の文化祭情報
※日時等内容が変更される場合がありますので、詳しくは学校サイトでご確認をお願いします。
※インターエデュ会員の方はマイページでイベント情報を探して自分の予定に登録することができます。
男子校の文化祭の特徴
見た目の格好良さよりも、ユニークな面白さや全体の盛り上がりを重視した文化祭が男子校の特徴です。
芝(9/16~17)・海城(9/16~17)・世田谷学園(9/17~18)・攻玉社(9/23~24)など、多くの人気男子校では今年度から予約不要かつ入場制限なしで参加できるようになってきました。
城北(9/30~10/1)など一部の学校では、インターネットでの事前登録が必要ですが、人数制限なしといった学校もありますので、参加する場合は早めの対応をした方が良いでしょう。
巣鴨(9/17~18 ※要予約)では「巣鴨radio」と称してYouTubeを使った出展紹介を始めています。また、本郷(9/23~24)では「在校生による過去問解説授業」が実施されます。
男子校全般に言えることですが、生徒だけでなく先生方までもが文化祭を盛り立てようというケースが多いように見受けられます。したがって、先生方が在校生とどのように関わっているのかに着目するのが、学校のカラーを見極めるポイントになるでしょう。