【共学校】「芝国際(2023年共学化・東京女子学園から校名変更)」・「日本学園(2026年共学化・明治大学付属世田谷に校名変更)」
芝国際中学校・高等学校(申請中)
所在地:東京都港区芝
アクセス:JR山手線・京浜東北線「田町駅」徒歩5分/都営浅草線・三田線「三田駅」徒歩2分ほか
東京女子学園中学校・高等学校から2023年度に共学化・校名変更をする芝国際中学校・高等学校(申請中)。中学入学の段階で最難関大学・海外大学を目指す「本科Ⅱ類コース」と難関大学を目指す「本科Ⅰ類コース」、「国際生コース」が選べます。
男子校を第一志望とする受験生は併願先の選択肢が少ないこともあり、首都模試センターの偏差値では男子で2月1日午後入試のⅡ類が55に位置しているため、2月1日午前に男子校を受ける受験生に選ばれやすい学校ともなっています。
また、芝というロケーション、新校舎ということもあり、人気となる条件がそろっています。今後の模試の志願者数が気になるところです。
日本学園中学校・高等学校
所在地:東京都世田谷区松原
アクセス:京王線・京王井の頭線「明大前駅」徒歩5分/京王線・東急世田谷線「下高井戸駅」徒歩10分ほか
日本学園中学校・高等学校は、3年後の2026年度から「明治大学付属世田谷中学校・高等学校」に変わり、共学化する予定です。2023年度入試で入学する中学生が高校1年生になる年、明治大学への推薦入学者の受け入れ対象となることもあり、過去問の売れ行き状況からもすでにかなりの人気となっています。
2023年度の募集要項によると2月1日午前(定員70名)、2月4日午前(定員30名)、2月5日午前(定員20名)の3回の入試が設けられています。4日、5日は倍率がかなり高くなることが予想されます。
【男子校】2月1日午前入試を開始! 受験者数の合計が2,000名を超える「東京都市大付属」
東京都市大学付属中学校・高等学校
所在地:東京都世田谷区成城
アクセス:小田急線「成城学園前駅」徒歩10分ほか
東京都市大学付属中学校・高等学校は、同校を第一志望とする受験生への選択肢を広げることをねらいとして、2023年度から2月1日午前入試を開始します。それだけではなく、ほかの日程や募集人数も変更となりますので、2月1日以降のほか男子校の出願への影響も考えられます。
2022年度入試と2023年度入試の日程と募集人数を比較してみると、
2022年度入試
入試日 | Ⅱ類募集人数 | Ⅰ類募集人数 |
---|---|---|
2月1日午後 | 約40名 | 約80名 |
2月2日午前 | 約20名 | 約40名 |
2月4日午前 | 約10名 | 約20名 |
2月6日午前 | 約10名 | 約20名 |
2023年度入試
入試日 | Ⅱ類募集人数 | Ⅰ類募集人数 |
---|---|---|
2月1日午前 | 約10名 | 約40名 |
2月1日午後 | 約40名 | 約60名 |
2月3日午前 | 約20名 | 約40名 |
2月5日午前 | 約10名 | 約20名 |
東京都市大学付属中学校・高等学校の公式サイト情報により、インターエデュにて作成
と、すべての入試日程において変更点があることがわかります。
東京都市大付属は2022年3月卒の大学合格実績において、東京大学現役合格者を11名輩出し話題となりました。立地、進学実績ともに申し分なく、人気は高まる一方なので、志願状況は要チェックです。
【女子校】2月1日午前の募集人数を変更! 新しい取り組みを行う伝統校「山脇学園」・「実践女子学園」
山脇学園中学・高等学校
所在地:東京都港区赤坂
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」徒歩5分/東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」徒歩7分ほか
山脇学園中学・高等学校は、2月1日午前の募集人数が70名から65名となり、英語入試の募集人数(帰国生入試を含む)が50名から55名になります。
2022年度入試では2月1日午前入試にもかかわらず、実質倍率(受験者数÷合格者数)が4.2倍とかなり狭き門となっています。5名減ることで志願者数が変わるのかどうかが気になるところです。
実践女子学園中学校高等学校
所在地:東京都渋谷区東
アクセス:JR山手線・東京メトロ銀座線など「渋谷駅」徒歩10分/東京メトロ半蔵門線など「表参道駅」徒歩12分
実践女子学園中学校高等学校は、2月1日午前の2科4科試験の募集人数を40名から45名に、2月1日午後の英語資格入試の募集人数を10名から15名に増やしています。また、2月2日午前の思考表現入試(募集人数10名)は廃止となります。
2022年度の2月1日午前入試では、実質倍率が3.2倍と過去の倍率と比較するとかなり上昇しました。実践女子学園はここ数年で、ほか入試日程も受験者数が増加しています。