受験モードで1月は学校をお休み、なぜ休むのか理由が大事
エデュ:1月は学校をお休みされましたか? いつから休んで、どんな生活を送っていたか教えてください。
日本学園中ママCさん:1月は始業式だけ行って、あとは全部休みました。クラスの3分の1強が受験組だったので、1月はほとんどの生徒が欠席していました。休みやすい雰囲気はありましたね。
息子の中学受験は夫が面倒みていたのですが、夫は1月から仕事を調整して、つきっきりで息子の勉強を見ていました。それができるようになったのが1月。すべての時間を受験勉強に使いたいということもあってお休みしました。
逗子開成中ママAさん:うちも1月は始業式にも出ず、冬休みからずっとお休みしました。冬期講習の流れをそのまま切りたくなく、朝から受験勉強をするリズムをキープするためでした。ただ、息子は小学校の委員会活動やクラブ活動で、責任のあることをやっていたので、活動がある中休みや5時間目だけ学校に行っていました。
エデュ:とても理解のある学校ですね!
逗子開成中ママAさん:そうなんです。中学受験生が少ない学校なのですが、先生方が応援してくださって。小学校に来ることが息抜きになるのであれば、どんな形であっても、顔を出してくれるとうれしいよとおっしゃっていただき、甘えさせてもらいました。
早稲田中ママBさん:うちも年が明けてからは学校をお休みしました。Aさんとは逆で、息子は先生と相性が合わなくて、早く休みたいっていう感じだったんです。もう学校に行かなくていいんだと本人は気持ちが楽になったみたいです。「学校に行かなくていいのなら受験勉強はやるよ」という気持ちだったので、だらけることはあまりなかったですね。
edu’s point
先輩ママのエピソードから、栄東中学校の入試会場の様子や1月の過ごし方を具体的にイメージできたのではないでしょうか。今回のお話から、受験をするご家庭に向けてお伝えしたいポイントは3つです。
1.栄東中学校の入試では、受験会場へお子さまを送り届ける方法、保護者が待機できる場所を事前に調べてシミュレーションしておこう。
2.1月の学校を受ける、受けないはご家庭の判断で。三者三様、違っていて良い。
3.1月学校を休む場合は、お子さまがお休みに対してどう感じているのかを確認し、休む理由を明確にしておこう。また、学習のペースが崩れない方法を考えておこう。
次回は、受験生のメンタルで困ったこと、受験を通して成長したと感じたエピソードをお届けします。