【清泉女学院中学校】2024年入試振り返りインタビュー

2024年の振り返りと、2025年中学入試に向けて（動画）

北宮先生からのメッセージ

志願者数は1日午前の1期、2日午後の3期4教科試験で微増、1日午後の2期試験で微減でした。2日午後の3期試験は受験者数自体も増加し、例年は志願者の約50％が受験するところ、今年は志願者の約66％が受験しました。いずれも、実質倍率は2倍から2.2倍ほどとなっています。ポテンシャル入試では、算数一科型のSP入試・思考力総合型のAP入試いずれも受験者数が増加しました。そのため、両試験とも実質倍率が約4倍と、高めになりました。
併願校は近隣の女子校が多いですが、神奈川県の女子校御三家、また洗足学園を併願する受験者も一定数いました。そのため、特に国語と算数の平均点が昨年度よりやや高くなりました。国語は、基本問題を昨年度より増やしたことも、平均点が上昇した要因となっています。また、本校では複数回受験することで、合格のボーダーに位置した際に優先的に合格を出しています。1期や2期で上手くいかなかったものの、3期で合格した方が、30％いらっしゃいました。なお、繰り上げ合格は、複数回受験している方を対象にお声がけしています。
午後入試の多い本校では、他校を受験してから本校にいらっしゃる方のために、すべての日程で、受付の時間帯にオープンスペースを開放しました。安心して軽食をとっていただけたようです。また、自家用車での送迎も可能としています。コロナ禍よりは送迎の数が減りましたが、一定数の方が自家用車を利用していました。
2025年度入試では、大きな変更点が3つあります。1つ目に、3期が国語と算数の2教科でも受験できるようになること、そして国語・算数・英語で実施してきた3教科試験が、「英語資格入試」に代わります。まとめると、2日午後の3期試験は、国算の2教科、国算に理社を加えた4教科、または国算に英語資格を点数化したものを加える3教科のいずれかを選択することになります。2つ目に、4日に実施した算数一科型SP入試が、一日前倒しの3日午後に移動します。3つ目に、1期・2期・3期・SP入試・AP入試、すべての試験で合格発表が当日中に行われます。この他にも、小さな改定がございますので、ぜひ、説明会等にいらしてください。

2024年の入試結果について

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