小学校中高学年ならではの友だち関係の悩みとその対処法
小学校中高学年ともなると、男女ともに友だち関係のトラブルに巻き込まれてしまう機会が増えるものです。
しかし、親自身もそんな時代を乗り越えて生きてきたとはいえ、わが子のこととなると、どう立ち振る舞えば良いものかわからずに子ども以上に悩んでしまうことでしょう。
そのことについて第4章「友だち関係と学校のこと」において、男女別、機会別にその対処法を丁寧に解説してくれています。
数ある金言の中でも、特に注目してほしいのは、わが子が誰かをいじめる側の立場になってしまったときの対処法です。
理屈抜きに「ならぬことはならぬ」と教え込み、納得させることができるのは、親以外にはなかなかできないというのが先生の持論。
中根先生の唱える「あらかじめの教育」を実践すれば、わが子を真の意味で強い子に育てることができるでしょう。