《お悩み》親の財布からお金を盗む息子。解決策は？
小学校高学年の息子が、親の財布から勝手にお金を持ち出すようになりました。
その金額が一万円と高額なのです。息子には年相応のお小遣いを与えているにも関わらず、買い食いや友達におごったり、カードを買ったりと一万円を数日で使い切っていたのです。
最初はお金が減っているのを自分の勘違いかな？と思っていました。しかし、一度ならず二度続いたので、これはおかしいと思い息子の部屋を探索しました。すると、持っているはずのないお金が出てきたのです。息子を問い詰めると泣いて認め、もう二度としないと私達に約束してくれました。
ところが、また財布からお金がなくなっているのです。まさかと思いましたが息子に問い詰めたところ、やはりまた取って買い食いに使ってしまったというのです。
反抗期で口応えするものの、普段はまじめでおっとりとした性格です。なぜこんなことを繰り返すのか理解ができません。ショックで仕方がないです。どうしたらいいのでしょうか？
投稿者：あおい さん
もしかしたら友達にいじめられている？無意識のSOSかも
この投稿には、「息子さんが友達にいじめられているかも？」という意見が多く書き込まれました。
息子が私立中高一貫校の中学1年の3学期に、同様の一件が発覚しました。
息子は入学して秋ごろから反抗的になり、学校の勉強や規則に厳しい校風に対して不満をつのらせているようでした。
そして、1月の終わり頃、財布の残金と家計簿が合わないことに気付きました。度重なるので、念のため息子の部屋を調べると余分な千円札が出てきました。息子はお金を抜いていたことを認め、お金は友達と遊びに行くたびに気前良く使ってしまったとのこと。それと同時に、もう学校をやめたいけれど親に言えなくて、ずっと悩んでいたこと等々、堰を切ったように泣きながら全てを告白しました。
息子には、たとえ親の財布からでも犯罪行為であることと、全額を今後のお年玉や小遣いから返済するよう言い聞かせました。なぜ、財布からお金を抜き取るようなことをしてしまったのか、自分の行為や心理をよく考えるよう言いました。
そして、紆余曲折を経て、息子の望み通り中2から地元の中学校へ転校。盗んだお金もお小遣いなどから約束通り全額返済してくれました。
友達におごっているという言葉には、苦しい気持ちなのに自分ではどうすることもできないというSOSが隠されているかもしれません。お子さまのSOSに気付いてあげるためにも親子で話すことは大切ですね。
まずは、子どもの目の届かないところに現金を隠して、現実に手に入れられないようにしたらいかがですか？ もしかしたら、友達におごっているというのは友達にいじめられて、たかられているのかもしれないので、お金を持ってこなくなったとたんにイジメはひどくなります。
うちの息子は小学校3〜4年の時に放課後校庭で遊んでいたら、中学生らしき子にカツアゲをされました。「手持ちのお金が無い」と言うと、「家に帰って持ってこい」と言われたそうです。怖くて泣きながら「はい」と答えたそうですよ。「親に言うつもりだろう？」と脅されもしたそうです。息子は親に相談するしかないと思っていたので、どう返事していいか分からず、誰かに気付いてもらおうと大声で泣いて事なきを得たそうです。