「名探偵コナン」で親子一緒に時事ワード達人!

毎年、愛読者が増えている『名探偵コナンのKODOMO時事ワード』の2021年最新版が発売。中学受験はもちろん、大人の時事感覚チェックにもおすすめです。総ふりがな付きなので小学校低学年から楽しめます。

子どもだけでなく大人にも人気

「名探偵コナン」の学習本は過去にもいくつかご紹介していますが、今回は時事ワード編。「読売KODOMO新聞」の人気連載「名探偵コナンKODOMO時事ワード」の連載をまとめた2021年度版が昨年12月に発売されて人気を呼んでいます。この「KODOMO時事ワード」は毎年最新版が発売されていて、毎回買うのが楽しみという愛読者も多いそうです。しかも子どもだけでなく大人も!

購入目的は、「子どもの勉強のために」「中学受験直前のチェックに」「子どもがコナンが好きだから」から、大人個人が「苦手なニュースの知識を得るために毎年買っています」などさまざま。現役の新聞記者が時事ワードを子供向けにわかりやすく説明してくれているので、一語数十秒で読めるのもうれしいところです。大人なら最初に手をとったとき、まずは自分がどれだけ知っているかチェックしたくなることでしょう。

「SDGs」「インフォデミック」ってなんのこと?

掲載されているのは、「社会」「政治」「経済」「世界」「科学」「スポーツ」「文化」の7ジャンルで合計216ワード。1ページ2ワードの構成で、新一&蘭が「社会」、灰原&阿笠博士が「科学」、赤井&安室が「世界」、キッドが「文化」と、「名探偵コナン」の登場人物が得意の分野でひと言アドバイスをしています。

総ふりがな付きなので、小学校低学年から楽しむことができ、中学受験生なら簡潔にまとめられた説明が受験対策にぴったり。もちろん中学校以上の学習にも十分に役立ちますし、大人向けには時事感覚をチェックするのにおすすめです。

大人向けに時事用語を説明する書籍もありますが、掲載語もページ数も膨大すぎて、日常生活でここまで知っている必要?と思ってしまいがち。本書の一語数十秒で読める説明文は、日常会話のレベルであれば、これで十分ではないかと思います。ちなみに本書に掲載されている、「SDGs」「インフォデミック」ってなんのことか、説明できますか?

また巻頭企画として、東京五輪や宇宙開発など、2030年まで約10年間の近未来年表を掲載。直近の五輪や大学入試共通テストは当然としても、月面着陸や火星探査などの宇宙計画の予定までわかって、ワクワクしながら見ることができます。このへんになると、大人も子どもも知っていることにあまり違いはないはず。へえ~これからこんなことがあるの!と、親子で楽しめます。