子どもなりに頑張っているのかも
お子さまを心配する投稿者さんの気持ちに共感しつつも「見守ってあげて」といった意見もありました。
昔に比べて複雑になった大学受験。親も対策を
私立大学入試は選抜方法が年々複雑化しています。もしものために「確実なところを一校でも出願させる」「親も受験制度を調べては」といったアドバイスもありました。
「女子は意外に慎重で第一志望は高望みでも、しっかり併願を組む子が多い。スレ主さんも浪人がダメなら、そこはしっかり伝えて『併願はきっちり抑えなさい』でいいと思う。」
「高望みでいくところがなくなる子はいますよ。併願を高く設定して好きなところばかり受けてしまう子がいるのです。そしてどこも受からない。確実なところを一校出願させたほうが良いかも。」
「親の世代に比べてあまりにも入試が多様化し、一般受験も少なくなりました。ちなみに私は私大の入試制度を調べていて気分が悪くなりました。ここまで入試が入り組んでしまうと、受験生本人が情報収集するのは負担だと思います。基本的にはお母さまは見守るだけでいいと思いますが、何かに備えて入れそうな大学の受験制度を調べておくとお嬢さまの助けになるかもしれません。」
成長していく中で必要な経験なのかも
多くの意見が寄せられるなか、投稿者さんからも書き込みがありました。
「みなさま、ご返答ありがとうございました。自分が過干渉、過保護であったと反省しました。失敗も長い人生の学びになりますね。少し距離を置いて見守りたいと思います。さまざまなご意見とても勉強になりました。ありがとうございました。」
親としては、子どもが悲しまないように、失敗してほしくないようにと思い、あれこれと言ってしまうもの。しかし、失敗も子どもの成長のためには必要な経験だと考え、ときにはグッと我慢して見守ることも親の務めなのかもしれませんね。
■関連スレッド
【6392539】大学受験に疲弊
(イラスト:shizukumochi)
「うちも身の丈に合わない国立大学を受験しましたが、挑戦したのはいい経験になったと思います。結果は、やはり不合格。私は浪人してもいいと思いましたが、本人は諦めもついたのか私大に現役進学しました。勉強していないように見えても、子どもなりに頑張っていると思いますよ。ちゃんと見守って最後まで応援してあげてください。」
「大甘でいいなら、二浪までは本人のやりたいようにさせる。現役で無理やりどこかに入れても、大学に行かなくなる恐れもあるから。浪人が経済的に無理でしたら、はっきり言ったほうがいいです。でもたいていの人は、現役でも浪人でも希望と現実の間でもがいた後、どこかで折り合いをつけているもの。それも成長です。ご縁があったところで伸びている人達もたくさんいるということを、娘さんが知る機会があるといいですね。」
「人を成長させるのは成功した時より失敗した時だったりします。誰かに教わるより、遥かに深く痛い学びを得るはず。順調に、傷つかないようにと思う親心もわかります。でも自分で自分を操縦する術を、こういう機会に得ることでたくましくなると思いますよ。その際、とても大事なのは誰かとの比較や、親目線のエゴや損得勘定に捉われた声かけをしないことです。穏やかにお嬢さまと過ごす日もきっと来ますよ。」