【小6女子】中学受験しない子との距離の取り方(2ページ目)

【友達への伝え方】言葉を一緒に準備してあげよう

小川先生からのアドバイス: 中学受験をしない子と、中学受験をする子では、生活リズムが全くの別物です。
これをそれぞれの子に説明して、納得してもらうのはとても難しい。しかし、一番大事なのは自分の子です。今のお子さんにとって、受験校を聞かれることは、ただ学校名を聞かれるということに留まりません。行けるのかなと心配になったり、テストのことが気になったり、心がザワザワしてしまうので守ってあげる必要があります。

ただし、お友達も無邪気に聞いているだけかもしれません。お子さんのことが大好きで、気になっているだけなのかも。
そこで、お友達にも伝わる言葉を、お子さんと一緒に考えてあげましょう。

「気にしてくれてありがとう」「今とても真剣にやっているから、受験がうまくいくか不安で、学校名を口に出すのは大変なこと」「●●ちゃんには分かってほしいんだけど、ダメかな?」など、『教えたくない・言いたくない』ではなく、『言葉にしたくない』ということを、率直に伝えられるように、一緒に言葉を準備してあげてください。

お答えいただいた先生

今回の回答者:安浪 京子(やすなみ きょうこ)先生

安浪 京子(やすなみ きょうこ)先生

中学受験カウンセラー 算数教育家
関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。
プロ家庭教師歴20年以上。
中学受験算数を専門としたプロ家庭教師集団、株式会社アートオブエデュケーション代表。きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩出している。

安浪先生の回答をもっと見る ▸

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生

小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

小川先生の回答をもっと見る ▸

あなたのお悩みを聞かせてください

中学受験にまつわるお悩みは千差万別です。ひとりで悩んでしまわずに、どうぞお知らせくださいね。

お悩み相談の投稿はこちら ▸