塾への不信感…小6で転塾はあり?小川先生の中学受験 立て直しプラン

塾の先生は、お子さまに優しいですか? それとも厳しいですか?
中学受験の集団塾での「先生の厳しさ」には、良い厳しさと、そうでない厳しさがあると教育家の小川大介先生はおっしゃいます。その違いはどこにあるのでしょうか。小川先生が、ご自身の過去も振り返りながらアドバイスをくださいました。

【お悩み】塾に不信感をもったまま中学受験を続けていい?

小学校6年生男子のお母さまのお悩み

塾に不信感をもったまま中学受験を続けていい?

通っている塾の方針で、志望校専用コースが別の校舎になってしまい、遠方の校舎へしぶしぶ通うことになりました。厳しい講師が多いと聞いてはいたのですが、個別面談では冒頭から成績について叱責されました。面談中、動揺してしまった息子のフォローをしてくれたものの、我々親には、「成績の基準に満たない場合はやめてもらう」「もう少し強いお子さんだと思っていた」と、遠回しに言われてしまいました。
コロナの影響もあり、相談する機会もなかったなかでいきなりそのような言葉をかけられたので、塾の姿勢に対して不信感を持つようになりました。

また、息子に塾のことを聞くと、「先生にこういうことを言うと、馬鹿にされそうだから言えない。」と、先生に気軽に話しかけられる状況ではないようです。さらに、親同士で本人のことを話していると「また俺の欠点を言っている」と、マイナスに考えてしまっている状況です。

このような状況で、中学受験を続けるべきか、塾は変えるべきか。そして、本人が肯定的に考えることができるようになるためにどうすべきか、アドバイスをお願いします。

【回答】小川先生からのアドバイス動画

お子さんの努力・能力を認め、守ることを最優先に

この動画をご覧いただきたいご家庭

◆塾の先生とお子さまの関係に疑問を感じている
◆お子さまに自信をもたせたい
◆中学受験の継続を迷っている

動画では、自信をなくしてしまっているお子さまを導く方法や、これから受験日に向けてのお話をしてくださいました。ぜひご覧ください。
YouTubeで視聴する方はこちら≫

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

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