長いようであっという間の受験日までの過ごし方についても、教育家の小川大介先生がアドバイスをくださいました。
【お悩み】塾なしでの時事問題対策はいつ・どのくらい?受験日までの過ごし方は?
小学校6年生女子のお母さまのお悩み
はじめまして。この度、自学自習が中心の家庭の「時事問題の取り組み方」についてご助言いただきたくご連絡いたしました。
小学4年から予習シリーズを独学し(Y70以上)、中学受験の勉強を進めて参りました。小学6年5月から、受験校対策は大手塾を受講しています。
平日は、家庭で予習シリーズをベースに他の参考書を足しながら進めておりますが、家庭での時事問題の勉強の取り組み方に頭を悩ませております。子ども新聞、雑誌も手配しておりますが、家庭で準備できる時事問題の勉強時期や量をご教示くださいますでしょうか。
また、これから受験日までの塾なし家庭の過ごし方、勉強の注意点も併せてお聞かせいただけたら幸いです。
【回答】小川先生からのアドバイス動画
≪前編≫時事問題対策のポイントは2つ
≪後編≫一番強いのは“普通でいる”こと
動画ダイジェスト
小川先生: 日常的に、ニュースに触れているお子さんのようですね。
中学受験の時事問題対策は、大きく2つあります。1つ目は、用語を知っておくこと。2つ目は、社会で起きている問題の「なぜ?」を理解することです。
ただ、あまりに時間をかけるのはどうかなと。勉強方法としては、毎日のニュースに出てくる用語を押さえることを続けながら、大手塾が毎年販売している時事問題集にサッと取り組めば十分だと思います。
入試の直前期は、拍子抜けするほど“普通”です。前のめりになる気持ちはわかりますが、これまで通り、勉強を続けましょう。自信をもって過ごしてください。
動画の前編では「具体的な勉強の時期・量」も教えてくださった小川先生。後編で語られる前日・当日の“普通”の過ごし方も、ぜひシミュレーションしてみてください。
YouTubeで視聴する方はこちら≫
今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生
教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。
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