【回答】小川先生からのアドバイス動画
「コトバ」をカラー放送にしてあげましょう
動画ダイジェスト
小川先生:無理やり丸暗記をしているわけではなさそうです。それにもかかわらず、すぐに忘れてしまうということは、お子さんの中でイメージ記憶(意味記憶)になっていないのかもしれませんね。記憶を定着させるためには、音として覚えるだけでなく、映像として頭の中に立ち上がってくることが大事です。
日頃の小テストで、「覚える→テスト→書けた!→安心した!→忘れる」というサイクルになってしまっていると思います。小テストが終わった翌日に「思い出す」きっかけをうまくわたしてあげましょう。記憶は一度入れたものを引っ張り出すことで定着していきますから、先週のこと、先月のことを振り返る機会を作ることをおすすめします。口頭で聞くだけでOK。「七転…なんだったっけ?」と。 親子で一緒に取り組むときは、身振り手振りを交えるといいですね。お子さんが、言葉の状況をイメージできるように工夫して伝えてあげましょう。
YouTube:知識問題が苦手!知識を定着させるためには何をすればいい?≫
今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生
教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。
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