2月1日が本命のご家庭は、1月の受験で弾みをつけ、ラストスパートをかけることをイメージされていると思います。しかし、合格を手にしたことでお子さまの気が緩んでしまうこともあるようです。その場合、どう対処したらよいのでしょうか。プロ家庭教師の西村則康先生にうかがいました。
【お悩み】1月校合格で、油断しているわが子が不安です
中学受験生ママのお悩み
1月入試を受けて、無事合格しました。
受験の雰囲気を経験できたのは良かったのですが、どこか浮き足立っています。
勉強面、メンタル面で試験の前のような気持ちを取り戻すには、2月1日の受験に向けてどのような声掛けをしたらよいでしょうか？
【回答】西村先生からのアドバイス動画
経験豊富な塾の先生を頼りましょう！
動画ダイジェスト
西村先生：全勝して気持ちが緩んでしまったお子さまのやる気を取り戻すことは、全部不合格で落ち込んでしまったお子さまを励ましてやる気にさせるよりずっと難しいものです。
気持ちが緩んでしまったら、まず塾の先生に相談しましょう。これまでのご経験から、お子さまに合った発破をかけてくれると思います。
例えば私の場合なら、その子が苦手としていた問題を解かせてみます。そして「やっぱりまだ解けないね。合格したからと言ってまだまだ安心できないぞ」と。あと2週間頑張ろう！というメッセージを伝えるのです。
YouTube：1月校合格で気の緩みが！2月1日に向けてどう立て直す？
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西村 則康（にしむら のりやす）先生
プロ家庭教師・名門指導会代表、中学受験情報局主任相談員、塾ソムリエ。
40年以上、中学受験指導を一筋に活動し、開成、麻布、桜蔭中学などの最難関中学に2500人以上を導く。受験学習を、暗記や単なる作業だけのものにせず、「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で切り込んでいく授業は親からの信頼も厚い。『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』（アスコム）、『中学受験は親が9割 最新版』（青春出版社）、『難関校合格のすごい勉強習慣』（日本能率協会マネジメントセンター）など著書多数。
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