【お悩み】傷つきやすい娘と中学受験の向き合い方
小学6年生女子のお母さまのお悩み
娘は、小学校低学年のころから周りのさまざまなことに敏感で、ことに先生から注意を受けたり、バツをつけられたりすることにとても神経質です。「お手本のような文字を書くこと」へのこだわりが強すぎ、先生から直されたことがショックでさらに過度となって情緒不安定になり、登校すら危ぶまれたこともあります。
学習面において間違えることやできない、わからないこと、その他競争や勝敗についても、今なお心を乱してしまいます。
そのようなこともあり、学校をはじめ、外との関わりにおいてそのような兆候が見られました時には、相談にうかがい、時には理解や協力を得たりしながら、家庭では励まし、これまで過ごしてまいりました。
先の文字の件では、担任の先生にご相談にうかがい、本人に声をかけていただき、家庭では「自分らしい字が書ければ良い、気持ちよく書ければ良い」を伝え続け、少しずつ緩和していきました。
現在通う大手塾には、通信教育の延長として講習を受けたことがきっかけとなり、本人が希望したため通塾を開始いたしましたが、中学年後半に入り、学校で徐々に人間関係のトラブルが多発するようになると、対象の一人となった娘も傷つき、そこから中学受験を現実的に考えるようになりました。
本人はもともと好きな昆虫や動物のことには大変熱心で、おままごとやトランプといった遊びに夢中になるといった性格。塾の宿題は、通塾を開始した3年生のころから満足に終えられず、成績は下降するばかりで、現在最下位クラスに在籍しております。
性格的には明るく元気で活発な娘ですので、できることなら、自信を失わず、中学受験を乗り越えられるように応援したいと思っています。
少なくとも、その後前向きに歩めなくなるような中学受験にはしたくないと思っています。
このような娘とのかかわり方・中学受験への向き合い方について、ご助言をいただけましたら幸いです。