小6夏を前に成績低迷!反抗的な言葉の裏にある本当の気持ち(2ページ目)

反抗的な言葉に隠れた「本心」があるのでは?【動画で回答】

教育家 小川大介先生のアドバイス

同じようにお悩みのご家庭が多いと思います。
まず、親御さんにチェックしていただきたいことがあります。5年生の時に言っていた言葉と、6年生になってから言ってきた言葉に違いはありませんか?

5年生の時は「毎日頑張っているね」、「一緒に頑張ろうね」と言ってきたのに、6年生でクラスが上がってからは、「ついていけるようにしなきゃね」、「夏休み、頑張らなきゃね」など、言うことが変わっていないでしょうか。
この場合のお子さんは、自分がどう頑張ったらよいのか、わからなくなってしまっています。反抗したいわけではないのに、どうしたらいいかわからないから不貞腐れた態度になってしまっているように思います。
(※動画では、お子さまの行動と心情について詳しくお話しています)

「中学受験も続けるべきか悩んでいる」とありますが、ぜひ「中学受験を続けさせてあげられる親」になるか悩んでください。お子さんが頑張るには、安心も必要です。
お子さんが教えてくれていることを100%受け止めて、いい夏にしてほしいなと思います!

小川 大介(おがわ だいすけ)先生

小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、YouTubeチャンネル『小川大介の「見守る子育て研究所」』も公開中。

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