【中学受験】帰国子女枠での面接対策

帰国子女枠で中学受験をする方の中には、一時帰国をして入試を受けるという方がいらっしゃいます。インターエデュの掲示板にも海外で英語面接対策をするという方からお悩みが投稿されていました。ご自宅で面接対策するときのポイントを小川先生に教えていただきました。

【ご相談】英語面接の対策について

インターエデュの掲示板からのお悩み

【ご相談】英語面接の対策について

来年度に帰国子女枠で受験する予定で、入試時に一時帰国を予定してします。

志望校では英語での面接が含まれており、その対策をどうしようかと思案しております。日本では塾などで面接対策が行われるかと思いますが、入試まで現地に滞在する場合の対策法や体験談を教えていだけないでしょうか?

愚息が内気な性格で、あまり面接が上手とは思えないので不安でいっぱいです…。

面接の考え方は英語も日本語も同じ【小川先生のアドバイス】

教育家 小川大介先生:英語の面接対策とのことですが、英語も日本語も面接の考え方は同じです。面接を通して学校が知りたいのは次の3つになります。

・受験生がどのような人か、ご家族はどんな人か
・わが校の歴史や文化を踏まえて、なぜ受験したいと思ったか
・入学をしたらどんなことをしたいか

これらの内容に対して、お子さんなりの回答を用意しておきましょう。入学して何がしたいかに関しては、学校の歴史やクラブ、実績などを調べて、理解を深めることが大切です。親御さんが調べてお子さんに教えてあげるといいですね。

もう1つの対策は、当日のふるまい方を練習することです。
※当日の練習については動画で詳しくご紹介しています。

面接で学校側が知りたい3つをおさえたうえで、面接対策2つについて取り組んでください。面接は落とすためにするものではありません。学校生活を有意義にしてほしいと思って行うものです。そこを知っておくといいですね。

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今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、YouTubeチャンネル『小川大介の「見守る子育て研究所」』も公開中。