中学受験【移動時間の勉強法】効果的なインプット・アウトプットを知ろう

今回のテーマは「移動時間の勉強方法」です。電車やバスの中で勉強をするとしたら、どんな方法が効果的なのでしょうか? 教育家の小川大介先生に、子どもの負担にならない勉強アイデアをたくさん教えていただきました。

【お悩み】通塾時間も勉強したいと意気込む息子

インターエデュの掲示板からのお悩み

2月から通塾を始めた新4年生男子の父です。
自宅からバスで20〜30分の塾に通っています。
本人がえらくやる気で、この通塾時間中も何か勉強したいと意気込んでいるのですが、小さい頃から乗り物酔いしやすい子で、本を見たりするとほぼ確実に気持ち悪くなってしまいます。一緒にいた時に、試しに大きな字のものを選んで見てみましたが、やはりすぐに気持ち悪くなってしまいました。

【お悩み】通塾時間も勉強したいと意気込む息子

バスの中くらいゆっくりしたら?と言ってはいるのですが、確かに本人がせっかくやる気なのだからできることがあればやらせてあげたいですし、疲れて帰るときの寝過ごし防止にも良いかもと思っています。

劇的な効果が見込めるようなものでなくてもちろん結構ですし、あまり負荷の高くないものの方がむしろありがたいのですが、何か、乗り物の中で一人でやる勉強法のアイデアをご助言いただきたいです。
よろしくお願いします。

耳を使った学習をしてみては?【小川先生のアドバイス】

乗り物酔いをしにくい子だとしても、文章を読む勉強はおすすめできないと小川先生。動画では、効果的な勉強に必要なインプットとアウトプットの解説の後、「耳」を使った学習アイデアを教えてくださっています。ご家庭に合った方法を選んで試してみてください!

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生

小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、YouTubeチャンネル『小川大介の「見守る子育て研究所」』も公開中。