ミッションスクール特集
◆inter-edu's eye
教育方針や施設、年間行事など、多くの注目が集まるミッションスクール。ミッションスクールだからこそ、学べる内容や体験できることがあります。生徒一人ひとりと向きあった心の教育もそのうちの一つです。
まずは、インターエデュがお届けするこの特集で、その魅力に触れてみてくださいね。
◆ミッションスクールQ&A
- Q.無宗教でも入れるの?
- A.一般的に、宗教の教えを教育理念として設立・運営されている学校が、ミッションスクールと呼ばれていますが、入学資格に宗教は関係ない学校がほとんどです。一口にミッションスクールといっても、宗教の取り入れ方は学校によってさまざまです。
- Q.ミッションスクールの特色とは?
- A.自由な校風や外国語教育、生徒一人ひとりと向きあった心の教育を特色とする学校が多くあります。
- Q.ミッションスクールならではのイベントとは?
- A.1年を通して行われる行事の中でも、特にミッションスクールの特色が出るのはクリスマスシーズン。『ハンドベルの演奏』や『聖歌隊』など、華やかなムードと厳かな雰囲気のある行事があります。
おすすめの学校情報を詳しく紹介!
明治学院中学校/東村山高等学校
チャペルで行われる高校礼拝
◆自然に身に付く「愛すること」
中学は講堂、高校はチャペルで毎朝8時40分より礼拝があります。校長先生をはじめとして教職員、全生徒が出席。当時はただ参加するだけであったという生徒も卒業後、「今振り返ると、あの礼拝で学んだことがたくさんある」と語ります。
そのひとつが、「隣人を愛する」ということ。いつの間にか身に付いた精神は、豊かな人間性として生徒一人ひとりの財産となるでしょう。
◆キリスト教ならではの活動の数々
「キリスト教に基づく人格教育」を実践する本校では、『グリーハンドベルクワイア』が、国内各地の教会で演奏奉仕。隔年夏休みにはアメリカ各地を訪問し、演奏活動を行います。『キリスト教研究会』は、生徒のクラブ活動のひとつ。聖書の学習に加え、ボランティア活動、障害をもつ方との交流、聖書植物園の手入れなどを行っています。
その他『クリスマスの集い』や『高校聖歌隊』など、魅力ある活動がいっぱいです。
◆一人ひとりに与えられた使命のために
「神さまから委ねられている、社会で果たすべき使命(ベルーフ)に気付き、人への思いやり(Do for others)を抱くことのできる職業観を持つ」ことを目指し、キャリアデザイン教育を行います。OB・OG・職業人の講演会や大学オープンキャンパス訪問などを通して未来像を思い描き、自分のやるべきことを考える生徒たち。
中学・高校で学び身につけたことを生かし、その使命を果たすべく未来へと羽ばたきます。
クリスマスの集い
グリーハンドベルクワイアの演奏会風景
◆イベント情報
日程 | 9月21日(土) |
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イベント名 | 中学校 2014年度入試 学校説明会 |
イベント内容 | 学校紹介やカリキュラム、入試要項説明。校内見学もあります。 |
普連土学園中学校・高等学校
普連土学園は1887年、アメリカ・フィラデルフィアのキリスト教フレンド派(クエーカー)に属する婦人伝道会の人々によって女子教育を目的として創立された学校です。
クエーカーの特色は、誠実・平和・平等・簡素の精神にあります。与えられた仕事に誠実に取り組み、人々の間で争いが起こらないように努力し、さまざまな人の考え方を尊重し、浪費を慎み簡素な生活を送る――このような生き方を通して、自分も含めたすべての人間が例外なく素晴らしい存在であることを認識していきます。
クエーカーは万人に「神の種子――神からそれぞれに与えられた素晴らしい可能性」が存在することを信じ、一人ひとりを大切にし、全ての人を敬います。
このような考え方を理念として持つ普連土学園には、様々な考え方や価値観をお互いに受け入れられる雰囲気があります。ぜひ一度普連土学園にいらして下さい。
クリスマスツリーの飾り付け
毎朝の礼拝で心を落ち着けます
◆イベント情報
日程 | 9月7日(土) |
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イベント名 | 生徒への質問会 |
イベント内容 | 学校説明会の後、施設案内と生徒への質問会があります(要予約)。 |
白百合学園中学高等学校
◆「教室だけでは学べない、心を育む機会がある」
ボランティア委員会では、ファーストリテイリング社の「届けよう、服のチカラ プロジェクト」に参加をしています。難民キャンプに送るための古着の回収を呼びかけ、仕分け、発送を行っています。また、有志の高校生が放課後の時間に、東日本大震災によって福島県から避難してきている子どもたちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりする活動を行っています。
岩手県沿岸の被災地訪問も今年で3回目を迎えます。現地ではボランティア活動を行ったり、被災された方からお話を伺ったり、一緒に祈りを捧げたりします。
「誰かのために行動することができた」という想いは生徒の心に大きな成長をもたらします。東京に戻ってからは、冊子や校内放送などで活動の様子を全校生に伝える活動も行っており、参加した生徒の想いは多くの生徒に広がっていきます。
被災地でのボランティア活動の様子
キャンドルで「釜石」を形作り、祈りを捧げました
◆イベント情報
日程 | 9月22日(日)・9月23日(月・祝) |
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イベント名 | 学園祭 |
イベント内容 | 小学生相談コーナーや校内見学ツアーもあります。 |
ノートルダム女学院中学高等学校
静寂の中、心を落ち着けて授業に臨みます。
ミッションスクールとしてのノートルダム女学院を特徴付けるもの、それは「祈り」です。
朝のホームルームでは、初めに聖書の一説の朗読を聴きながら静かに手を合わせます。また、授業の開始の号令は「起立、礼」ではなく、「起立、黙祷、礼」。
どんな授業でも始まる前に必ず静寂の時間をつくり、そこで全員が心を静めて祈り、「休み時間の自分」をリセットして授業に臨むのです。
そして一日の最後には「平和の祈り」を全員で唱えてから下校します。「主よ、私をあなたの平和の道具としてお使いください。」という言葉から始まる祈りを毎日唱え続けることによって、生徒たちは他者に奉仕する心を自然と養っていきます。
◆イベント情報
日程 | 9月22日(日) |
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イベント名 | 文化祭オープンデー |
イベント内容 | チケット制。詳細はお問い合わせください。 |
東洋英和女学院 中学部・高等部
月に数回行われる英語礼拝
◆「誰かのために、まず、私から始めましょう。」
1884年、東洋英和女学院を設立した初代校長、カナダ婦人宣教師マーサ・J・カートメルのこのことばは、現在も「敬神奉仕」という標語によって受け継がれています。毎朝の礼拝、聖書の授業や日々の学校生活のなかで、「神から愛されて存在する私たちだからこそ、神を敬い、互いに愛し合い、隣人のためにつくさねばならない」という精神が自然と身につきます。
6年間の多感な時期、学力、知力だけを獲得することが目的ではなく、将来、夢を実現し、なりたい自分になった時、いつも他者のためにどう生きることができるか?という問いかけをできることが、自分の人生を豊かなものにしていきます。
◆イベント情報
日程 | 9月7日(土) |
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イベント名 | 学校説明会 |
イベント内容 | 10:00~ 6年生対象 13:30~ 5年生以下対象 |
愛徳学園中学校・高等学校
今年の体育祭は「9月21日」に開催!
◆一人ひとりの「存在」を大切に
「あなたがしたいことは何ですか。」「あなたは何ができますか。」と問われることの多い昨今です。
しかし、人が「したいこと」や「できること」を持つためには、その人の「存在」がしっかりと認められていなければなりません。私たちは「神様から与えられた、かけがえのない存在(=愛と自由で満たされたもの)だ」という視点に立ち、「自ら考え、人に奉仕し、充実した人生を歩む女性に育てたい」というミッションを実現するため「学力の向上」と「全人教育」の両立を目指しています。
本校のミッションスクールならではの魅力、それは、一人ひとりの「存在」を大切にすることからはじまります。
◆イベント情報
日程 | 8月31日(土) |
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イベント名 | 学校説明会 |
イベント内容 | 10:30~オープンスクール・個別相談会を実施致します。 |
サレジオ工業高等専門学校
プロジェクトメンバー集合写真
◆ミッション教育とエンジニアー・デザイナー教育の融合
ミッションスクールとしてのサレジオ高専は、カトリック学校の精神を基本にサレジオの教育スタイルである「学生たちと共にいて(アシステンツァ=寄り添う教育)、学生一人一人を正しく理解し、個々の能力を伸ばす教育」を実践しています。
中学校を卒業してからの5年間を有効に使い、これから必要とされる、再生可能エネルギー・多目的ロボットや人を元気にさせるデザインなど基礎から応用まで技術の進歩・変化に合わせ、勉強します。
次世代の技術者やデザイナーを目指す中学生をサレジオ高専は待っています。体験入学や学校説明会に来てみませんか?
◆イベント情報
日程 | 8月24日(土) |
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イベント名 | AM体験入学+PM学校説明会 |
イベント内容 | AM体験入学とPM学校説明会を開催。入試相談会も実施。 |