特別な教科・教育をおこなう学校特集

特別な教科・教育をおこなう学校特集

◆inter-edu's eye

志望校決断で悩んでる方、必見! 私立ならではの独自教育をご紹介します。志望校絞り込みも最終段階に入ってきている今、学校の授業内容にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

特別な教科・教育をおこなう学校特集 淑徳中学校・高等学校 小野学園女子中学・高等学校 富士見丘中学校高等学校 東京純心女子中学校・高等学校 武蔵野中学高等学校 京都学園中学高等学校 芝浦工業大学中学高等学校 東京家政大学附属女子中学校・高等学校 成城中学校・成城高等学校 國學院大學久我山中学高等学校

東京純心女子中学校・高等学校

東京純心女子中学校・高等学校
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    英語の授業
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    探究型 中3理科
    授業中
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    生徒を温かく見守る「マリア像」
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    卒業生と進路を考える「在卒懇談会」
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    文化祭・バトン部の講堂公演「純心祭」
  • 東京純心女子中学校・高等学校
    総合学習「労作 中1落花生の収穫」
◆保護者満足度91点の教育

大学進学実績が早慶上理36名:昨年比2.8倍、GMARCH74名:昨年比1.3倍という進化を見せる純心は、卒業生の保護者に行ったアンケートで「保護者満足度91点」という評価を受けました。理由として多く挙げられたのは、「勉強をよくやらせてくれた」ということ。学んだことを実体験する校外プログラムや図書館とのコラボレーション授業、探究型学習など、特色ある教育の展開が、生徒の勉強意欲をかきたてているのでしょう。

◆「英語の回路」をからだにつくる

純心では、英語は「実技科目」として考えます。スピードが求められる現代社会、またそれに伴い変化する大学入試に合わせ、英語を英語のまま理解する「英語の回路」を脳内につくるべく、繰り返しトレーニングすることを重視します。中学2年次に参加希望制で行われる『イングリッシュ・キャンプ(英語漬けキャンプ)』の希望者数も増え、「身についた英語力を試したい」という生徒の強いモチベーションが表れ、研修中も積極的に参加したようです。

◆「人の役に立ちたい!」というこころを育む

キリスト教の教えを軸とし行う宗教の授業。身近な話題やさまざまな社会問題に目を向けながら、社会道徳や世界平和、ボランティア精神などへの理解を深めます。また、創立者であるシスター江角ヤス先生の生き方をめぐる「長崎研修(高校1年次)」により優しさと賢さを学んだ純心生は、「人の役に立つ仕事に就く」という将来イメージを抱く生徒が多いのです。「こころの教育」という観点で、特色の1つと言えるでしょう。

淑徳中学校・高等学校

淑徳中学校・高等学校
  • 淑徳中学校・高等学校
    校舎 外観
  • 淑徳中学校・高等学校
    授業風景
  • 淑徳中学校・高等学校
    職業逆算講座
◆注目!スーパー特進東大選抜(セレクト)コース

2013年の難関大学(国公立・早慶上理・MARCH・医歯薬医療系大学)合格者は353名。2007年の138名から6年で2.5倍に記録を伸ばしている淑徳が新たに展開するのは、「スーパー特進東大選抜(セレクト)コース」。ハイレベルな学習指導と心豊かなリーダーを育てる「カインドリーダー」教育により、国際社会で活躍する人材を育成します。音声重視のプログラムを導入した英語の授業など、各教科で特色あるカリキュラムを実践。生徒の未来を全力で応援します。

◆熱い!保護者によるキャリア教育

「カインドリーダープログラム」の一つとして、在校生のご父母が講師となり、その職業の役割や就職までに必要な準備、企業が求める人材などに触れながらレクチャーする「職業逆算講座」。いつもの「先生」とは違う、「友だちのお父さん」の熱いお話に、生徒たちは興味津々です。仕事の楽しさや喜びを肌で感じた生徒で、会場は活気にあふれます。こうした新しいキャリア教育は今後も展開し、ますます充実化する予定です。

◆次世代対応型の新校舎が完成

新校舎のコンセプトは、「次世代対応型校舎」。屋上緑化によりヒートアイランドの軽減に配慮し、グラウンドには水はけのいい人工芝を利用しています。また、食堂ではネイティブの先生と英語で会話しながらランチを楽しみ、図書館では集中しやすい自習スペースで自学自習に励む生徒の姿が見られます。多様な学習スタイルに応え、環境にやさしい新校舎。期待してください!

小野学園女子中学・高等学校

小野学園女子中学・高等学校
  • 小野学園女子中学・高等学校
    ロボットサッカーのプログラミング
  • 小野学園女子中学・高等学校
    ドライアイスの実験
  • 小野学園女子中学・高等学校
    ホタルの飛翔
  • 小野学園女子中学・高等学校
    炎色反応の実験
  • 小野学園女子中学・高等学校
    橋の強度の実験
  • 小野学園女子中学・高等学校
    授業風景
◆理数教育に力を入れている学校NO.1!!

2013年9月17日発売のサンデー毎日で、「理数教育に力を入れている学校」第1位に選ばれ、3年連続の首位をキープした小野学園。8年前より「理数教育」を重視し、実験・実習を多くした独自のカリキュラムを展開。中高6年間で185回の実験を行います。
それに加えて、「サイエンスラボラトリー」「SPP(サイエンスパートナーシッププログラム)」「サイエンスオープンキャンパス」「サイエンスデー」「ホタルプロジェクト」を5つのサイエンスレッスンとし、内容の充実も図ってきました。

◆「ホタルプロジェクト」で受賞

「ホタルの飼育を通して環境問題を考える」をテーマに、2010年から学校内にホタル自生研究室を立ち上げ、毎日交代で飼育・観察してきた取り組みは、「第22回緑の環境デザイン賞」で国土交通大臣賞を受賞。2012年には生徒がデザインした自然再生観察園が開園し、育てたホタルを放流したところ200匹以上が羽化し、大井町の夜空に舞いました。こうした体験を通じ、すべての生徒に問題解決力+探究心が培われています。また理系学部合格率も年々上昇し、2012年度は約40%になりました。

◆「どっちもできる」女性を育成

子どもを育てるうえで大切なのは、その子が持っているいいところを「認め」、眠っているいいところを「引き出す」こと。小野学園では、「どっちもできる育成」というビジョンのもと、社会と家庭の両方で活躍できる女性を育てるために、すべての教育活動で生徒のいいところを「認め」、「引き出す」工夫をしています。

武蔵野中学高等学校

武蔵野中学高等学校
  • 武蔵野中学高等学校
    ipadを使った
    LTEの授業
  • 武蔵野中学高等学校
    LTE責任者の
    Mr.マカタムニー
  • 武蔵野中学高等学校
    ipadを使った
    プレゼン大会
  • 武蔵野中学高等学校
    ipadを使った授業

武蔵野中学高等学校では、独自の英語プログラム(LTE: Learning Through English)で英語教育を実施。週6H、ネイティブの先生と一つのテーマを英語で考え英語で発表する。従来の授業と異なり、日常を通じ英語でのコミュニケーション全般を学びます。更に週4H、日本人教師による「英文法」授業を実施。基本から大学受験の範囲を学習することで、日頃LTEで学習した内容を整理・再確認し、大学受験にも対応が出来ます。従って英語の授業は、計週10Hになります。

また、中学生全員に「iPad」を貸与。無線LANが整備され、常時情報入手ができ、世界中の人々とコンタクトが可能。また生徒同士が情報共有し合い、創造・表現力を伸ばすことができます。辞書やノート代わりに持ち歩く物として認識させ、より最先端技術に慣れ親しませ、現代社会を生き抜くツールとして自在に使えるようになってもらいたいと考えています。

富士見丘中学校高等学校

富士見丘中学校高等学校
  • 富士見丘中学校高等学校
    自主研究『5×2』
  • 富士見丘中学校高等学校
    英語でクッキング
  • 富士見丘中学校高等学校
    英語でフットサル
  • 富士見丘中学校高等学校
    中学生のための
    哲学教室

富士見丘では土曜日を"生徒の主体的学習を促す日”と定め、通常授業の弱点補強や発展的学習のほか、通常カリキュラムから離れた独自の学習プログラムを展開しています。生徒は、自らの興味と関心に従って講座を選択し、将来につながる生き生きとした学びを行っています。
自主研究『5×2』…自分で決めたテーマを思う存分探求してもらいます。建築、映画、鳥の生態、各地の料理…大事なのは好奇心。ワクワク、ドキドキから学びは広がり、深くなります。
英語でクッキング、英語でフットサル…英会話と家庭科・体育がコラボした教科横断型の授業。生徒も先生も楽しみながら異文化を学びます。
思考力を養う講座…「中学生のための哲学教室」「町の中のデザイン」「ミロのビーナスは数学が大好き」など、考えることが楽しくなる講座も豊富に用意されています。

國學院大學久我山中学高等学校

國學院大學久我山中学高等学校
  • 國學院大學久我山中学高等学校
    女子特別講座・能楽
  • 國學院大學久我山中学高等学校
    雅な能装束
  • 國學院大學久我山中学高等学校
    小鼓にも挑戦
  • 國學院大學久我山中学高等学校
    本物に触れる貴重な講座

【「こころ」の実感へ ~女子特別講座~】
「古へ今の文明らめて 國の基を究むるところ」(校歌より)とうたいあげる「國學院」の精神性を最も具現化した講座こそ、本校の「女子特別講座」といえましょう。真のグローバル化が求められる現代にあって、この国が脈々と受け継いできた徳性の涵養をめざし、昭和60年の女子部発足当時から開講され今に引き継がれています。「花と語らいながら生けましょう」「お相手には一期一会のおもてなしを」実習の現場には、しずかで重々しい師範のお言葉が響き渡ります。
中1の「言葉遣い」に始まり、中2では「華道」、中3では「茶道」とつづき、高校では「日本舞踊」や「能楽」といった古典芸能の体験まで実施。なかでも、現役の能楽師である卒業生が担当する講座では、じかに能装束や面を使っての貴重な体験を積むことができます。

こうして、伝統文化の作法には確たる理由があることを身体で学びつつ、それぞれの「道」を築いてきた日本人の「こころ」を実感していくのです。

京都学園中学高等学校

京都学園中学高等学校
  • 京都学園中学高等学校
    賀茂川にて
    ウズムシの採取
  • 京都学園中学高等学校
    京都芹生にて
    枕状溶岩の観察

京都学園中学校で取り組んでいる「地球学」では、(1)環境を守り育てる (2)多文化理解を進める (3)平和を目指す (4)資料収集力を養う (5)表現力を養うという5つの目標をかかげ、教科の枠を超えた様々なテーマについて学びます。教室での講義にとどまらず、パソコン教室や、図書館を利用しての調べ学習、さらに校外にフィールドワークにも出かけ、本物に触れる経験を積みます。そして締めくくりは自分の決めたテーマに沿ったプレゼンテーションを行います。

26年度完成予定の新校舎には中学棟、特別教室、そしてプレゼンテーション大会にも使用できるホールなどが入ります。ハード面でもますます「地球学」の充実が図られていきます。

芝浦工業大学中学高等学校

芝浦工業大学中学高等学校
  • 芝浦工業大学中学高等学校
    授業は話し合いを
    中心に展開します
  • 芝浦工業大学中学高等学校
    問答を通して論理的な力を鍛えます
◆ランゲージーアワー  -男子が苦手をする「ことばを操る技術」を学ぶ-

説明することが苦手、授業の要約がうまくまとめられない、そんな男子はいませんか?
プレゼンテーションやディベートの能力がますます要求される現代、本校のランゲージアワーは、男子が苦手な「ことばを操る技術」を身につける授業です。中学1年~2年で毎週1時間の授業を通し、様々なトレーニングをおこない、(1)論証、(2)再話、(3)情報伝達、(4)分析、(5)視点、(6)要約という6つのスキルを鍛えていきます。ランゲージアワーで身につく力は、社会で自立していくために必要な論理的思考力や批判的思考力にもつながります。この授業は従来の知識偏重教育とはまったく異なる教育であり、これこそグローバル社会に相応しい未来を拓く教育なのです。

東京家政大学附属女子中学校・高等学校

東京家政大学附属女子中学校・高等学校
  • 東京家政大学附属女子中学校・高等学校
    理科の授業や観察会にも活用されます。
  • 東京家政大学附属女子中学校・高等学校
    顕微鏡は一人1台。全員が観察者です。

本校は約2,000本の樹木と200種類以上の草花が自生する広大なキャンパスにあります。この恵まれた環境を活かして、理科の授業では植物の観察材料はほとんどすべて学園内で採集したものを利用しています。また、池の中の生物の観察や食物連鎖の教材となる土の中の生物の観察には、ビオトープを活用します。さらに女子校の利点として、理科の実験・観察でも性別による役割分担がなく、全員が実際の作業に取り組むことができるため、実験・観察の力がしっかりと身につきます。本校がめざす理科教育とは、学園のありのままの環境を活かし、偏見のない公平で科学的な見方や考え方を育てること、そして、自然との関わりの中で広い心と深い愛情を育むことです。

成城中学校・成城高等学校

成城中学校・成城高等学校
  • 成城中学校・成城高等学校
    新しいスポーツを全て英語で企画
  • 成城中学校・成城高等学校
    シャイな生徒がポジティブに!

グローバル時代のタフなリーダーの育成を目指して、今年度から「エンパワーメント・プログラム」という校内研修を開始しました。「エンパワー」とは、自信を持たせる・力づけること。夏期休暇中にカリフォルニア大学の学生を招き、大学生1名と成城生5名のグループを作り、日常会話から議論・企画・発表まで、すべて英語で行います。自分の考えを説明すること、意見をまとめる力、チームで協力して企画することを経験し、異文化理解・自己理解を促します。最終日には講堂に保護者も招いて数分間のスピーチをしました。希望者はホストファミリーにもなることができます。参加者の満足度と達成度は高く、今後の教育活動への応用を検討しています。

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