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八王子学園 八王子中学校・高等学校に中学校が新設されて3年目。中学1年生だった1期生は、3年生になりました。「人間教育」を基本に掲げ、生徒たちと向き合った2年。これまでの成長や変化、そして今後期待することを校長先生と教頭先生にうかがいました

確かに感じる生徒の大きな成長

「本学園のモットーである『人格を尊重しよう、平和を心につちかおう』を生徒たちも意識してきているように感じます」。数値やデータでは表せない「人間力」。校長先生は、日々の学校生活から生徒たちの成長を見つめています。「生活の基本であるあいさつもきちんとできる」と、着実な進歩に手ごたえを感じている様子でした。

兄弟のような3学年

教頭先生も、入学式の直後に行われる2泊3日の宿泊合宿で早くも生徒たちの成長を感じたと言います。「小学校卒業したばかりの生徒たちが着替えやご飯の支度まですべて自分たちで行います。時間の管理やルールを守ること、他人への思いやりなどを学び、成長する姿が印象的です」と大きな変化に驚いているそう。そして、1期生である3年生に対しては、「1年生が末っ子、2期生が次男・次女なら3年生は長男・長女。『ぼくたちが八王子中を創っていく』という強い意志を感じられ、たくましいです」と2年間の成果を語りました。

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生徒を大きく成長させる多彩な学校行事

生徒たちが大きな成長を見せるのは「たくさんの学校行事」と両先生は挙げます。キャリア教育の一環として、1年生では地元の畳屋に赴き仕事や日本文化を学んだり、2年生では校内の職場を体験したり、3年では知の最先端に触れる大学訪問や企業体験プロジェクトなど、さまざまな角度から仕事や社会を学びます
これまで教員が主体だった体育祭も、今年度は3年生が中心となり、縦割りで開催する予定。「スローガンも生徒たちで考えるので、3年生の頑張りに注目しています」と教頭先生も期待を寄せています。

期待高まるオーストラリア語学研修

また、3年生には夏休みのオーストラリア語学研修が待っています。10泊13日の日程で、生徒1人が1家庭で生活します。教頭先生は、「中学3年生の時期に海外で英語漬けの生活をすることは、今後の人生を大きく左右することでしょう。中3の夏に語学研修できることは、中高一貫の良さであると思います。行くことが当たり前ではなく、感謝をしながらたくさん学んでほしい」とエールを送ります。

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生徒を大きく成長させる多彩な学校行事

―大きな成長を見せる生徒さんたちに期待することは何でしょうか?
校長先生

「夢を持ってほしい」ということでしょうね。自分の存在とは何であるかを中学生なりに考え、そして自分の将来のあり方を模索してほしいです。

教頭先生

夢を実現するために、10年後何をしているか、6年後どうなっているかを考えていけば、おのずと今やることが見えてくると思うんです。入学後のオリエンテーションで1年生が将来の夢を書くのですが、校長先生が一人ひとりの夢に目を通して、コメントを書いてくださるのですよ。ことしは、物理学者や宇宙飛行士などの夢が書かれていました。

―学校側としては、生徒の方の成長をどのようにサポートしたいと考えていますか。
校長先生

行事や授業を通して、さまざまな体験をしてもらいたいと考えています。プレゼンテーションやディベートの場も大事であるし、最先端の技術に触れる機会を作ってあっと驚く体験も提供したいですね。

教頭先生

そして、ただ提供するだけではなくて、そこから学ばせることも私たち教員の使命ですね。

―最後に受験を考えている保護者の方へメッセージをお願いします。
校長先生

まずは、学園祭に足を運んでもらって、明るく元気な生徒たちを見てもらいたいです。生の姿を見ていただけたら人間性の良さが分かると思います。

教頭先生

大学進学の実績など、これまで八王子高校で培ったノウハウを中学教育に活かしておりますので、中学3年生の3年後に必ず結果として出ると期待しています。生徒たちも素直な子ばかりです。人間教育の成果も日々感じています。ぜひ安心して入学してください

編集者から見たポイント

3年目となった今回のインタビューでしたが、校長先生の一貫した方針とその実現をより感じることができました。教頭先生とのコンビネーションも抜群で、日ごろから先生同士のコミュニケーションがうかがえます。
子どもの成長にとって大切な6年間を過ごす環境に、この明るさや活発さは必要不可欠ですね。

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