郁文館夢学園

郁文館グローバル高等学校は、生徒たちがより充実した人生を送るために「自立」することが大切だと考えます。しかし、衣食住に困ることの少ない今の日本では、その「自立」こそが困難です。そこで保護者の方々には「可愛い子には旅をさせる」という覚悟を持って教育に臨んでもらいたいと考えています。

「全員留学」と「一校一名」制度

グローバル高等学校では、1年次の3学期2月から全員が約11か月の留学を体験します。生徒はニュージーランドまたはカナダにある提携公立高校に通いますが、「一校一名」を原則として他の日本人とほとんど接することのない環境で勉強します。尚、保護者との電話やメールも原則禁止です。

1年次の３学期からスタートする約11か月の留学、さらにその先にある大学進学や将来の具体的な夢へ向けての学生生活をご紹介します。

まず1年次は留学準備に徹底します。もちろん英語力に磨きをかけることは必須。全員が英検2級、TOEFL JuniorテストではSILVERレベル以上を目指します。
1年次の3学期からはいよいよニュージーランドおよびカナダ留学がスタートします。「一校一名」の原則に基づき、日本の家族と連絡がとれない環境が課せられるため、はじめは人生で感じたことのないほどの孤独を感じるようですが、現地の生徒やホストファミリーに支えられて次第に留学先に溶け込んでいきます。この経験を通じて生徒たちは英語力はもちろん、コミュニケーション能力の向上や人間的成長を成し遂げていくのです。
帰国後の3年次は、英検準1級レベルの英語力を武器に、国内外の難関大学を目指す生徒が大半です。しかし大学合格はゴールではありません。自身と向き合い、将来の夢をイメージしながら日々学習に励むのです。

川西麻友さん
郁文館グローバル高等学校1年

目指すのは、豊富な海外経験を伝えられる英語の教師

毎日の授業が、英語へのモチベーションを上げてくれます。ネイティブスピーカーの先生の授業では、授業の会話すべてが英語です。自分の英語が通じるとうれしくて、もっと頑張ろうと思えます。 2年次はニュージーランドへ留学して、本場の生きた英語を学びたいです。将来は、東京外国語大学で語学を更に磨き、また教育学も学んでみたいと思います。英語だけでなく、他国の言語や文化も学ぶことで自分の視野を広げていきたいですね。

吉田一成さん
郁文館グローバル高等学校3年

留学先のキングストン市と、出身地・白河市を結ぶ夢

高校2年次のカナダ・キングストンへの留学中、素晴らしい都市であると感じた私は、地元白河市と交換留学のプログラムなどの姉妹都市関係を築けないかと考えました。帰国後すぐに両市長と手紙などで連絡を取り、白河市長とは面談も叶ったため、思いを直接伝えることができました。実現までは先の長い話ですが、自分が抱いた夢へ向けての大きな第一歩を踏み出せた貴重な体験でした。
福島にいる頃は、この土地から絶対に出ないと思っていたんです。でもカナダへの留学や先生方の言葉によって自分の視野が広がり、海外の大学で学びたいと思うようになりました。難関ですが、ダートマスのようなアメリカのリベラルアーツカレッジを志望しています。

とにかく「全員留学」「一校一名」など「自立」と「国際力育成」への徹底ぶりに驚かされました。郁文館夢学園では中学校・高等学校ともに一貫して「学力」「グローバル力」「人間力」の向上を掲げていますが、特に将来海外で活躍したい人におすすめしたい学校です。また、生徒のみなさんはとても元気！ 体育祭や郁秋祭などイベントにもとにかく熱く、楽しそうです。
ぜひ学校見学や10月の郁秋祭に足を運んでいただき、グローバル高等学校の雰囲気を実際に感じて欲しいと思います。

【イベント日程】