inter-edu’s eye
グローバル社会の中で活躍できる人材育成に注力する武蔵野中学高等学校は、課外活動もグローバル! 今年世界レベルの大会で2つの金メダルを獲得した渡部選手をはじめ、武蔵野生はさまざまな活動で日本、そして世界と戦っています。その強さは、勉強にも通ずるようです。そこで、武蔵野だからこその「文武両道」の精神を取材しました。
What:武蔵野生の自慢! 部活動で養う力とは
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渡部香生子さん
高校3年水泳部「自律心」
海外遠征の多いわたしを、学校で温かく迎えてくれるのは、先生や友人。勉強面で支えてくれるのは、学校から貸与されたiPad。これらの恩に報いるため、武蔵野の看板を背負っている意識を持ち、常に自分を律しています。
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嶋津葵さん
中学3年卓球部「リーダーシップ」
この学校で卓球がやりたくて、秋田県から上京して入学し、寮生活をしています。今は最上級生として、各部員への気配りや雰囲気作りなどをリードし、部内をまとめるよう努めています。
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金森あいさん
中学2年水泳部「両立 + 習慣力」
授業と部活動は両立! 水泳部の練習が終わるのは遅い時間になりますが、その後必ず勉強をします。また、大会で授業を欠席したときは、友だちに教えてもらい、次の授業までに完璧に準備しています。
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佐上黎さん
中学3年スケート部「目標達成 + 継続力」
中1のころから一度も欠かすことなくスペリング漢字計算コンテストで満点・中学校1位を獲得しています。また、表彰制度のM-futureで毎年賞を獲得。部活動をしながら学年3位の成績をキープしています。
Why:なぜ身に付く? 武蔵野の教育の秘密
他校が驚く英語力
「試合でオーストラリアに行った際、現地の方の言葉を理解できているわたしを見た他校の生徒が驚いていた」と話すのは金森さん。英語の授業では、週6時間、外国人講師の先生に教えてもらう機会があるとのこと。武蔵野で当たり前にしていることが、他校の友人には一目置かれるレベルにあります。
家族も安心の寮生活
「毎日部活動で忙しく、ほとんど休みがない」と言う寮生活の嶋津さん。勉強は、「朝や放課後、先生方の授業サポートやフォローがあり助かっている」と語ります。「卓球部は全員が寮生活。先生方は成績や学級通信を遠方の家族に送り、学校の様子を伝えてくださっている」と、生活面についても感謝の気持ちを述べます。
先生方の「熱い」サポート
スポーツ特待制度で入学した佐上さんは、塾に行かずとも成績上位。「担任の先生は、どんなに忙しくても、担当教科以外でも勉強の相談に乗ってくださる」そのおかげだと話します。「部活だけやっていればいいのではない。試合や練習が重なっても、掃除だけでも必ず出席する」という、日々の心がけも教わったそうです。
Where:この場所があるからがんばれる!
進学情報センターの学習支援
武蔵野生が勉強でも部活動でも十分な力を発揮できるのには、学校内の充実した施設が不可欠です。「進学情報センター」の自習室は、生徒たちが夜9時まで自由に使用できる自習スポット。始業前の朝や昼休み、放課後など、部活動に忙しい生徒たちも、時間をうまく使って勉強します。
充実の施設環境
水泳部員の自慢は「温水プール」。1年中練習ができるというのは、最高の環境なのだとか。
なお、数年前から段階的に行われてきた耐震工事は完了しており、外装やエアコンなどもリニューアル中。今後ますます安全・快適な環境にレベルアップされます。
編集後記
部活動で輝かしい実績を残している生徒たちが口を揃えて主張するのは、「部活だけではダメ。勉強もがんばらないと認められない」という強い信念。そんな文武両道の精神を実現できる教育環境が、武蔵野には整えられているのです。ぜひみなさまも、その熱い環境を体感してみてはいかがでしょうか。