inter-edu’s eye
120年の歴史を誇る淑徳SCは、明治時代に「寺子屋」からスタートしました。当時の生徒数はわずか5名。「少人数教育」に重きをおいた指導方針は変わらず、現在も1クラス15名編成です。クラスメイトはもちろん、学年の隔たりがなく生徒たちの仲が良いのが、淑徳SCの自慢です。文化祭「なでしこ祭」は、中等部・高等部の全校生徒が一致団結して開催するメインイベント! 昨年の様子とともに、今年の予定イベントをご紹介します。
「なでしこ」に込められた想い
淑徳SCのシンボルマークは、なでしこの花です。なでしこの花が象徴する言葉は「可憐」と「貞節」で、「女性らしくしなやかに、美しく成長していって欲しい」という願いが込められています。
“Challenge 2013” 〜昨年のなでしこ祭の様子〜
昨年11月2・3日の2日間、なでしこ祭が開催されました。スローガンは、“Challenge 2013”。新しいことにチャレンジし、さらなる革新に全力で取り組もうという、文化祭にかける生徒たちの熱い想いが、このスローガンに込められています。
茶道部によるお茶のお点前がいただけたり、華道部による生け花体験ができるのは、「日本学」をカリキュラムに盛り込む、淑徳SCらしい催しといえるでしょう。バレー部・卓球部による「力食堂」は、カレーや焼きそば、うどんなど、人気のメニューを揃えて大賑わい。高等部の生徒が中心になり、中等部生徒もオーダーをとったり料理を運んだり、一生懸命働く様子がとてもほほえましかったです。
料理部が販売するのは、手作り焼き菓子のフロランタン。大盛況で、あっという間に売り切れてしまいました。今年も早めに買いにいかないと、なくなってしまうかもしれませんね。体育館では、ダンス部の渾身の演技発表や吹奏楽部の明るいポップな演奏で、観客を楽しませてくれました。
今年のなでしこ祭の見どころ
今年のスローガンは、“FUN!” 〜we make you so happy〜。「昨年よりもよりパワーアップし、来場者全員に楽しんでもらえるなでしこ祭にします」と、実行委員長の小田遥さん。どんな進化が見られるのか、楽しみですね!
編集者が見たポイント
生徒たちに「淑徳SCの自慢」を聞いてみたところ、ダントツで多かったのが「先輩も優しいし、生徒みんなが仲良しなところ」という答えでした。取材に訪れてみて、生徒同士だけでなく、生徒と先生の言葉のキャッチボールも和気あいあいと楽しそうで、常日頃からコミュニケーションが取れている様子が伝わります。ぜひ「なでしこ祭」を訪れて、淑徳SCの雰囲気のよさを体感してみてください。
イベント日程
11月1日(土) | 12:00〜16:00 |
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11月2日(日) | 10:00〜16:00 |
11月16日(日)、22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日) |
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開始時間:土曜日=14時〜、日曜日=11時〜 |