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【608087】保護者同士で高校受験について話しましょう

投稿者: もんぶらん   (ID:HbLfJ69qQ6k) 投稿日時:2007年 04月 01日 23:44

学区の撤廃、独自入試問題導入など、近年の神奈川県の公立入試はどんどん変わってきています。
質問や雑談などを含め、保護者同士で高校受験について色々語ってみませんか?

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  1. 【725983】 投稿者: みたらし  (ID:ISe7GIlheTs) 投稿日時:2007年 10月 03日 15:04

    みなさま、お久しぶりです。


    >理系オヤジさま


    古いですが「十五の春を泣かせるな」という標語に聞き覚えはないでしょうか。
    とにかく絶対安全な押さえを一校取らせる、それが、神奈川の公立中学の一般的な進路指導です。
    中学の担任は、全オチのあげく「せんせー、なんとかして〜」と泣きつかれたら、顔のきく私立に頭を下げまくって、とにかくどこかへ押し込まなくちゃならない。(毎年必ず、学年に一人や二人は行き先の決まらない子が出ます。卒業時には全員めでたく進路が決定していますが、それは先生方の人知れぬ奔走にささえられていたりするのです。)
    それが負担なので、できるかぎり事前に確約を作っておくことを勧めるのです。
    そういうものなのです。


    ムダなことだと立腹なさるのもわかりますが(うちも夫=東京出身が怒った)、先生にも立場があります。また、塾の先生と違って、全国模試の結果など、受験資料をいっさい持っていない状態で、その生徒がどこまで一般受験で通用するか、わかりようがありません。心配するのも無理ないことです。


    頑固な先生だと、「それなら内申書は書かない」と突っぱねることもあるとか。
    理系オヤジさんのお子さんは無事終了されたのだから、そんなことにはならなかったのでしょうが、まあ、願書提出前に先生と衝突するのは、あまり得策ではなかったと思います。


    ちなみに、併願にしろ専願にしろ、中学による推薦というのは、すべて中学の先生と高校側とのやりとりで決まるものです。一応推薦基準はありますが、ギリギリの志願者については、中学の先生の「売り込みトーク」がものをいうこともあり、思うほど機械的に決まっているわけではありません。

  2. 【726194】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:wf44a20hxYQ) 投稿日時:2007年 10月 03日 20:38

    いろいろな方に読んでいただき、いろいろな意見を頂戴し
    本当にありがとうございます。


    ご想像のとおり、私自身は高校受験を他県でしましたから、神奈川県の
    やり方を今回初めて体験したわけです。


    併願で確実に受かる高校があって、それは中学と高校の"事前相談"による
    ところが、最初どうしても理解できませんでした。
    (私が受験した県は、当然内申は参考で試験一発の勝負でした。実力テストも
    頻繁に有って、担任や進路指導の先生は、一発勝負の実力を把握した上で
    受験校および併願校を決めていました)


    他県では、中学浪人も少数ではありますが存在します。我が家では、もし全落ちしたら
    (2次募集も含めて)高認試験を取らせて、大学受験の準備をさせるつもりでした。


    またこれからも続きの駄文を書き込んでいきますので、いろいろなご意見を
    頂戴したいと思います。(帰宅してすぐなのでいったんここで切ります。)

  3. 【726257】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:wf44a20hxYQ) 投稿日時:2007年 10月 03日 22:14

    <面談・塾編>

    中学との面談のあと、塾でも受験校について、また中学とのやり取りに
    ついて面談がありました。


    ここでも、1月に2校、2月から4校ぐらいを受ける旨で話をしました。
    塾の先生も、かなり難色を示して、やはり全落ちの可能性を示唆しました。


    ただ、ここから先が塾の塾たるところなのですが....


    その先生は愚息のことを中1からよく知っていて、
    「○×君の場合、数学は何とか間に合うと思います。ただ、英語が厳しい。
    私立3教科の場合、募集要領には「3科の総点で合否判定する」とありますが、
    実際は英語を重視します。総点で合格ラインでも、英語が極端に悪いと、
    内申を見に行きます。
    このとき英語の内申が1だと落ちる可能性があります。」などと具体的に
    指導してくれました。


    それから、受験校の選択についても、
    「同日の△△高校と□□高校の場合、問題の難易度が違い、合格点が異なります。
    △△高校なら、最悪英語3割でもいけるかもしれませんから、こちらにしたら
    どうですか。」
    といった情報を教えてくれたりもしました。


    最後は、「ご家庭が高認まで考慮してチャレンジされるのであれば、精一杯
    指導していきます。」といわれ、非常に心強かったです。


    この辺りの中学と塾の対応の差を目の当たりにして、中学の指導に対して
    失望したわけです。

                         −つづく−

  4. 【727019】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:wf44a20hxYQ) 投稿日時:2007年 10月 04日 21:02

    <願書>
    12月の面談の後から、実際の受験スケジュールを立て、願書の提出、
    中学校へ調査書の依頼、勤務先への必要書類の申請 等いろいろな
    事務手続きをするようになりました。


    特に、願書の提出は、事前に何日の何時が締め切りで、1月の合否結果を
    見てから2月10日の受験校に出せるのか、デッドラインはいつなのか、
    合否状態がどのようになったらどこに出す とか結構複雑なフローチャートを
    書いて、家のリビングに貼って毎日1日づつ消しこんでいました。
    (今そのときの分岐チャートを見ると、最終的に22通りに分岐していました)


    愚息もさすがに、願書の写真を撮り、出願票に貼り付け、必要事項を記入し
    (学校によっては志望理由も記入し)提出にその高校に出向くと、受験本気
    モードになり、毎日の勉強時間も本来の受験生のそれになってきました。

                  −つづく−

  5. 【727175】 投稿者: いちご大福  (ID:G16sdslZVqo) 投稿日時:2007年 10月 04日 23:32

    いよいよ佳境に入って来ましたね!


    ちょっと間に入ってしまってごめんなさい。
    理系オヤジさまが中学の進路指導に憤られるの、私は良く理解出来ます。


    理系オヤジさまはお子さんの特性を良く見極めて私立に絞られたのでしょう?
    併願と言うのはあくまで公立を受験するのが前提での制度ですから、併願の是非でも、
    付けない事へのそしりでも無く、ただ「公立を受けず(当然併願も無しで)全落ちする
    かもしれない私立のみ」の部分で反対があったのだと思います。
    私はそこに「迷惑、面倒な事が起こるのは嫌だ」と言う中学側だけの都合が見て取れて
    そこの部分がすごく引っかかります。
    そこには生徒の立場に立って、最善の道を探ろうと言う考えが感じられないからです。


    我が家の場合は前出の通り「前期を受けない」と選択しただけでとても嫌がられました。
    「ランクを落とせば楽に入れるのに何故勉強するのか」と私には聞こえました。
    私は「中学は卒業するまでの責任しか無いけれど、親はこの先一生を考えてるんだよ」と
    言いたかった。ここで妥協して、後悔は絶対にするもんかと。


    久々に当時の憤りを思い出してしまいました。
    続きを楽しみにしています。

  6. 【727294】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:tbBtAei56u6) 投稿日時:2007年 10月 05日 07:19

    いちご大福さま、有難うございます。

    いちご大福さまの言うように、私も中学校の指導は、生徒やその家族の側に立ったものではないと感じました。

    ただ、担任・進路指導の先生は、本人や我々家族の意志が堅いことを納得されて、心良く受験関係書類を作成してくれました。

    連載中の続きは、夜に書きます。

  7. 【727950】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:wf44a20hxYQ) 投稿日時:2007年 10月 05日 22:44

    <受験本番前半戦その1>

    1月入試の本番は、街が正月気分の抜けない1月11日から始まりました。
    年末年始の3週間くらいの間は、この最初の入試対策で、ほとんど英語漬けと
    なりました。


    英数国の3教科なのですが、英語のレベルが高校2年程度の読解中心で、
    大学入試の基礎版くらいの長文問題集を買ってきて、20章まであるのを
    毎日2章で2周まわしました。もともと英語がぼろぼろだったので、相当
    苦痛だったと思いますが、毎日2時頃までともかく読めることを目標に
    格闘していました。


    でも、やるだけのことはあり、最後は、大意を取れるようになったと
    話しており、長文読解力は伸びました。


    11日本番は、朝私が通勤の途中受験校まで送っていきました。途中、乗り換えの
    駅で腹痛を訴え、トイレに駆け込みました。やはり初めての入試で緊張している
    のでしょう。


    試験が終わって感想を聞いたら案の定、「英語は超難問。国数は楽勝。だめっぽい。」
    と言っていました。


    翌日、発表を愚妻と一緒に本人が見に行きましたが、やはり付け焼刃ではだめで
    不合格証書をもらってきました。
    ただ、この時期人よりも早く受験本番の緊張感を体験できたことは、後々に
    利いてきたと思います。

                −受験本番前半戦その2につづく−

  8. 【728197】 投稿者: 理系オヤジ  (ID:wf44a20hxYQ) 投稿日時:2007年 10月 06日 10:33


    <受験本番前半戦その2>


    最初の入試は本番に慣れるという意味合いもあり、ダメもとの感覚で
    受けました。結果不合格も、大きなショックはありませんでした。


    しかし、次の1月23日はある意味本命の部分もあり、一番可能性のある
    入試だと塾の先生にも言われておりました。


    適正試験が数的処理と言語的処理で、英語がありません。英語ダメダメの
    愚息にはもっとも可能性がある試験なのです。
    しかし、その傾向が普通とは違います。いわゆる高校受験の数学国語も
    あるのですが、知能検査のようなものや、中学入試のような問題も織り交ぜられ、
    問題数も多いので、事前の専用対策が必須となりました。


    塾でそれ用の講座があり、これを受けながら、市販のSPI攻略問題集を
    購入し、毎日通常の受験勉強とは別に2時間くらい専用に対策学習をさせました。
    国語の文学史などは、この対策のときに初めて紐解いたような始末で、今まで
    何をやっていたのかと半分あきれながら、「大鏡の作者は?」とか
    「祇園精舎の鐘の声...で始まる作品は?」など、これまた付け焼刃で即席
    講座を家庭でやっていました。


    試験当日は、1000人以上が集まり、その人数の多さと、ライバルたちの真剣さで
    圧倒されたそうです。試験そのものは、数学がちょっとしたミスをした程度
    だったのですが、国語が難しかったらしく、長文読解がわからなかったようです。


    翌日の発表にやはり愚妻と本人で行きました。何人かの生徒がうれしそうに帰って
    くるのを見ながら、自分の封筒をもらい、中を見ると、またしても不合格証書が!!


    このときに、愚息は、高校受験の本当の厳しさを知ったようでした。
    「あれだけ勉強したんだよ!毎日4時間しか寝なかったよ!」といっては
    しょげ返っていました。でも母親である愚妻にあとで、「夏休みに遊んで
    TDLなんか行かなければよかった。きちんと早くからやっていればよかった」
    と真顔で言ったそうです。

               
               −受験本番後半戦につづく−

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