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投稿者: NEWS (ID:XBnIDNJxv5g) 投稿日時:2005年 12月 10日 10:59
10日午前9時ごろ、京都府宇治市神明石塚の学習塾「京進宇治神明(しんめい)校」で、女児が刺されているのを宇治署員が見つけ、同市消防本部に通報した。府警によると、女児は近くの同市立神明小学校6年生の堀本さやのさん(12)で、病院に運ばれたが死亡が確認された。府警は現場で、同塾の講師を名乗り、同市内に住む萩野裕(はぎの・ゆう)容疑者(23)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
調べによると、同塾はビル2階にあり、女児は塾内で刺されたとみられる。萩野容疑者から動機を聴いている。
「京進」は、75年に個人塾としてスタート。81年に株式会社化し、京都府内のほか大阪や奈良、滋賀、愛知、岐阜などで小中校生向けに塾や家庭教師派遣などを手がけている。宇治神明校は同市内にある3教室の一つ。
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200512100006.html
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【248560】 投稿者: 元神明校生さんへ (ID:Jy/QAO3lzyY) 投稿日時:2005年 12月 15日 10:00
元神明校生さんは、今中学1年生か高校1年生ですか?(もう一つのスレでそのようなことが
書かれていたので。違ってたらごめんなさい)
信頼していた大人が、こんな恐ろしい事件を起こして、今きっと誰を信じていいのか、
何を信じていいのかわからなくなっている、自分自身の判断さえも信じられなくなっている、そんな状態なのでしょうか?
もし私が中学生や高校生でこんな出来事を知ったら、
きっと大人なんてみんな信用できない、そう思っているかも・・・。
ショックから立ち直るのにはかなり時間がかかる気がします。
あなたと同じような年齢の子どもをもつ親の立場としても、あなたの気持ちを考えると
なんだかいたたまれなくて・・・。
でも、どんなに他の大人が信用できるかどうかわからない存在でも、
あなたのおかあさんやおとうさんは、いつでもあなたの味方です。信頼できる大人です。
親は子どものことを第一に考えています。それだけ伝えたくて、
一親の気持ちとして、どうしても書かずにいられなくて出てきてしまいました。 -
【248603】 投稿者: 医師ですが (ID:WZa3qFXpnb2) 投稿日時:2005年 12月 15日 11:03
あたら無辜の命を落とされた犠牲者の子の御冥福を祈るばかりです。
多くの人の感じられた「怖さ」、それは自分や家族が危害を加えられる直接の危険感だけでなく、他人を信じていいものか、得体のしれない不安感だろうと思います。そしてそのような人が周囲に、社会に増えてきた不気味さを。
診察しないで所見を口にする危険(愚かさ)を承知の上で、敢えて私見を申し上げれば、この容疑者もおそらく「境界型人格障害」だと思います。いわゆる「[削除しました]」とされる統合失調症とは別です。後者は疎通が困難で接しにくいので偏見も持たれますが、これは精神疾患、つまり心の病気であり治療もあります。それに対して境界型人格障害は人格の極端な偏移であるので、精神疾患とは長く扱われませんでしたが、近年急増しています。
行動的には多くは自傷(リストカットや薬物大量服用)を繰り返し、攻撃対象が内に向くタイプなのですが、中にはこれが外に向かうタイプがあり、しばしば非常に反社会的行為に出ます(和歌山カレー事件は衝撃的でした)。彼らは知能が劣っているわけではなく、ITを駆使し、イザ犯行に及ぶときにはむしろ冷静(冷血)に計画したりします(大阪池田小でもカーナビで学校所在地を確かめています)。
統合失調症で心神喪失、耗弱が認められれば責任能力が否定限定されることとなり、犯罪を犯しても刑が免除ないし減軽(つまり減刑)されうる(刑法39条)のですが、こんな冷血犯罪者が罪を免れるようでは被害者はやりきれない。さすがに最近の判例では、人格障害でも責任能力は認定されています(池田小事件では容疑者Tは当初統合失調症を偽装しようとした)が、当然ですね。
このような社会生活に適合しない極端な人格偏移者が急増してきた理由は、分かりません。環境因子もあるようですが、成育過程(家庭)に問題があることは多くても、貧困などとの関係は希薄です。もっと問題は治療法が非常に困難なことです。 -
【248611】 投稿者: 元神明校生さんへ (ID:Jy/QAO3lzyY) 投稿日時:2005年 12月 15日 11:23
追伸*
特に私への返事などは気を使わなくていいです。読み流してくれてもいいです。 -
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【248620】 投稿者: 文科省は? (ID:rb9JZ0oiYgI) 投稿日時:2005年 12月 15日 11:51
”そういう”方が急増とのことで、やはり危機管理が問題になってくると思います。
どこまでもいたちごっこ・・というご意見もありますが、人の多く集まる所、病人や子供たちが多く集まる所、ましてや”教育施設”では急務でしょう。
思えば、昭和50年の頃、オイルショックで潰れた工場がその建物をそのまま使って塾になっていき、その頃から急速に増えてきたと思うのですが。
今回のことで、文部科学省から何らかのコメントはあったのでしょうか?私は待っているのですが。
文部科学省の管轄下ではないとか、文科省は塾を認めないとか、そんな問題でしょうか?
私も、池田小事件の折ちょうど塾にアルバイト講師として勤めていたのですが子供たちと私ひとりだけという状況は当たり前のようにあり、「もし、侵入者があったらどうしたら?」と思ったものです。
文科省下の学校の教室は皆さんご存知のように、出入り口は必ずふたつ以上あります。窓も多く開放的でしょう。校舎の階段も必ず二つ以上作ることが決まっていて、火事などで一つの階段が使えなくなった場合に備えています。避難訓練などもありますよね。
管理職が不在で教師がひとりで校舎にいるなどということも、ほぼありえないでしょう。
私の勤めていた塾では、電話対応の事務員さんすらいませんでした。「そんな余裕はない(採算はとれない)」とのことでした。
少子化の対応策としての「個別指導」の為には大量の学生講師が必要です。10名ほどの専任(社員)に対しアルバイトが百名ほどいたこともありました。
昔、工場が塾になっていったのは「何の免許も許可もいらず、手っ取り早かった」からだったと思います。私も開こうと思えば明日にでも塾経営できるでしょう。
「教育の場」と考えるのなら、文部科学省もなんらかの対策を取ってほしいと願います。
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【248629】 投稿者: 執行猶予中 (ID:m5HLzSl7Bas) 投稿日時:2005年 12月 15日 12:10
京都女児殺害 萩野容疑者 独善的恨み募る? 「一生懸命なぜ通じない」
京都府宇治市の学習塾で小学六年、堀本紗也乃さん(12)が刺殺された事件で、元アルバイト講師の同志社大四年、萩野裕容疑者(23)が、調べに「(指導を)こんなに一生懸命やっているのに、なぜ通じないのかと思った」と供述していることが十四日、分かった。府警は、指導がうまくいかず、独り善がりの恨みを募らせた萩野容疑者が、殺害で悩みが解消されると短絡的に考え、犯行を計画したとみている。
調べなどでは、萩野容疑者は平成十五年十一月から京進宇治神明校に勤務。「教え方がうまい」と児童にも好評で、塾側も「熱心」と評価していた。しかし紗也乃さんとは反りが合わず、母親が今年八月以降、「うちの子だけよくしかられる」「面談の時間が長い」と塾側に講師の交代を要望。萩野容疑者も「学習指導面がうまくいかない」と塾の日報に記入していた。
萩野容疑者は調べに「歯がゆさみたいなものを感じた」と供述。「トラブルで悩んでいた。紗也乃さんが消えれば苦しみから解放される」とも話していた。
一方、萩野容疑者が十五年ごろ、大学内で数十件の盗みを繰り返していたことも分かった。府警によると、同容疑者は同年六月、女子学生の財布を盗んだ上、警備員にけがをさせたとして現行犯逮捕された。余罪捜査で裏付けた。
萩野容疑者は十六年三月、京都地裁で有罪判決を受け、紗也乃さん殺害時は執行猶予期間中だった。
(産経新聞) - 12月15日2時57分更新
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【248782】 投稿者: 考える事 (ID:nCKge7Xf7mA) 投稿日時:2005年 12月 15日 16:35
この事件でマスコミは、亡くなった女児は「優しくてとても良い子」だったとの論調が
目に付きます。ただ、今日発売の週刊誌はこの女児が萩野容疑者に投げかけた言葉として
「[削除しました]」を挙げています。恐らくこの言葉をはじめ、萩野容疑者には彼の人格を傷つける
言葉が長い間あったのではと想像できます。常識的に考えて「言うことを聴かない」「指
導に悩む」「あっちに行って」くらいで計画的な殺人は考え難いでしょう。最初に女児と
萩野容疑者の間に何があったか解りませんが、だんだんエスカレートし、殺意が生まれる
ほどの厳しい言葉を投げられていたのでは、と想像できます。もちろんこんな事で荻野容
疑者が許される訳もなく、全面的に彼に非があるのは当然です。
子供は残忍なものです。多くは、自分の言葉や態度が周りをどう傷つけるかを考えずに
しゃべったり、行動したりします。些細な言葉で自覚無しに同級生を自殺に追いやること
もあります。家庭での顔、学校での顔、塾と言う競争サークル内での顔、子供はそれぞれ
違います。「家では良い子」でも「外ではとんでもない子」又、その逆もあります。
殺害される事は特異でも、子供のちょっとした行為が、キレそうな大人には我慢ならず
殴られることもあるかもしれません。電車の中の塾帰りの子供にも見られますね。今回は
異例中の異例でしょうが、また起こらないとは言えません。子供を持つ親は、自分の子供
を冷静に見る目も必要になってきます。
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【248805】 投稿者: 塾講師・学校の教師は・・ (ID:4/DwZ9M.EkU) 投稿日時:2005年 12月 15日 17:11
子どもがグサっとくる言葉発するなんて、当然知っているべきで、それにいちいち落ち込んで、はては殺意まで抱くようなら、全く向いていないとしかいいようがない。公立中学の教師なんて、日常茶飯事、ひどい言葉を子どもから浴びせられてますよ。それをうまく指導に乗せるのが仕事なんだよ。彼には荷が重かったわけで、それをきちんとフォローできなかった京進のシステムに問題ありと思う。子どもの残忍さは、どの子も持ち合わせているものであって、被害に遭った女児が特別というわけでは決してないし、子どもは相手に応じて態度を豹変させるものであり、家庭のしつけが云々というものではないと思う。再三、そりが合わないと申し入れをしてきたのに、ろくにフォローができなかった校長にも大いに問題がある。校長といっても、管理職といえる年齢には達しておらず、一講師にすぎないのだから、本当に京進のやり方にはあきれている。
<これは事件が起きる前から、あきれているのだが、情報量の多さから致し方なく京進を選択し、在籍させてきた。うちは、子どもとトラブルがあったわけではないが、講師の教え方があまりにもいい加減なので、何度も申し入れをしたが、改善されず、通うことをやめさせた。> -
【248808】 投稿者: 無念 (ID:Hx7Bdha22N2) 投稿日時:2005年 12月 15日 17:16
考える事 さんへ:
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> この事件でマスコミは、亡くなった女児は「優しくてとても良い子」だったとの論調が
> 目に付きます。ただ、今日発売の週刊誌はこの女児が萩野容疑者に投げかけた言葉として
> 「----」を挙げています。恐らくこの言葉をはじめ、萩野容疑者には彼の人格を傷つける
> 言葉が長い間あったのではと想像できます。常識的に考えて「言うことを聴かない」「指
> 導に悩む」「あっちに行って」くらいで計画的な殺人は考え難いでしょう。
ですから、先程も申し上げましたが、萩野と被害女児とのやりとりに関しての報道は、
全て容疑者が塾の上司や警察に語った、容疑者の供述によるものなのです。
被害女児が亡くなった今となっては、残念ながら、二人の間に何があったかの真実を
知る術はないのです。
あなたが「人格を傷つける言葉が長い間あったのではと想像できる」と言われるように、
他方では、「萩野容疑者の被害女児に対するセクシュアルハラスメントがあったのでは」
という指摘もあります。もしそうであるなら、被害女児は「気持ちが悪い」からと萩野を避け、
授業を受けたくないと保護者に訴えたとしても不思議ではありません。
はっきりした形の行為ではなくとも、前述の記事にあったような他女子生徒に対する「奇行」
のようなレベルのものであれ、多感な思春期の女児にとっては耐えられないこともあるのです。
そして、そういうことは、親にも言い難いものなのです。
再度申し上げます。「死人に口無し」
無抵抗の女児は、何も語らないまま、無残に殺されました。
もう一度、ご確認ください。
今、報道されていることは、「容疑者萩野の自己弁護のための供述」にすぎない。
そして、「被害者は二度殺される」という報道被害を生み出すのは、
加害者の身勝手な供述に基づいた、被害者を貶める無責任な発言であることを。