大阪の教育無償化所得制限撤廃の影響｜掲示板スレッド

私学を含めて無償化するのは意味があるよ。

維新の基本政策は公的機関の民営化と競争です。私立学校を無償化することで公立学校は私立と同じ土俵に立たざるをえなくなる。実質的に公立を民営化したのと同じ状況を作ることになる。（学費が安いから公立という選択肢を潰すということです。）

その通りですが、維新には明確な意図がありますよ。

大阪府民は無償化の恩恵を受けて奈良県民は無償化にならない。そうするとどうなるか？
当然、奈良県民の奈良県に対する不満が大きくなりますよ。そこで選挙で維新候補が「奈良県も無償化します」とやる。どうなりますか？

更に私の身近な人間が最近よく言うのが「大阪に引っ越そうか？」というセリフ。複数のお子さんをかかえる家庭では特に。維新はあいりん地区に星野リゾートを誘致したり、転居者に補助金出したりして人口増による税収確保に熱心です。大阪府民が優遇されることは、住民増に繋がるんです。

非常に巧みな政党です。実際に奈良県知事が維新になったよね。次は議会での議員増加と過半数確保が目標になる。（奈良県は保守王国で非常に難しいけどね。）

＞大阪府民の無償化は大阪の中だけにしてよ。
灘、東大寺、甲陽、洛南、西大和に行く場合は無償化なしで。
それが嫌なら、星光で。それでも行きたい人はちゃんと払って。

これだと私学の思うツボなんです。
実は公立は言うに及ばず私立も経営努力を怠ってる。文句言わずに高い授業料を払ってくれる保護者は私学にとってカモです。

大阪が公立、私学を問わずに無償化すると、お互いが競争関係になる。私学だって経営努力が必須になる。私学はキャップ制の範囲内にまで授業料を下げる必要にせまられる。これが嫌だから一部の私学は反対しているよ。（今楽してお金稼げてる私学は特に。）だって教員の給与も下がるかもしれないしね。仕事せずにいい給料をもらってる名門校の教員なんか特にね。
ちなみに中堅私学は無償化の恩恵を受けて入学希望者が増えることになり、教員の待遇は良くなります。名門校だって経営努力に迫られれば働きの悪い教員の居場所が無くなり、若手のやる気のある教員が活躍するようになる。

学校に競争原理を持ち込むのはよくないと考える人もいるんですが、そんなことないですよ。それは「教育は聖域」という嘘を既得権益者に刷り込まれてるだけです。実際に学校が経営度努力することは多くの生徒や保護者にメリットがある。もともと私学が発展したのも校風なんかではなくて民間企業だったからです。（校風とか理念とかは後付けです。）

まず大阪府民に対する無償化が実現すれば、同じメリットを他府県の住民を求めることになり、いずれ日本全国に教育の無償化が広がる。これが維新の描く青写真ですよ。

反対意見ではなく疑問なのですが。
定員割れしてるようなところは恩恵があるかもですが、毎年しっかり定員以上の学生を集めている中堅の私立高校にとってメリットあるのでしょうか？

進学希望者が増えてもせいぜい受験料がそれだけ徴収できるようになるだけで、学生数が変わらないので学費の収入も変わりませんので先生の待遇も変わらないのではないのでしょうか？
何か見落としてる観点あれば教えて頂けないでしょうか。

維新のやっていることは恐喝です。私立高校に口出しするのはおかしい。
一生懸命やっている私立高校に授業料60万以上だから学校側は負担しろだと。
ふざけるな！完全に無償化なんてパフォーマンスです。

現状で推移するなら大して大きな変化は無いでしょう。

しかし、これからも少子化が進むのは確実であり、学校の統廃合、私学なら廃校になる学校が多くなる。私学に対公立あるいは他の私学との競争が生まれれば、当然内部の改革が必要になる。教員に対しても待遇に格差が設けられるようになるでしょう。学校の改革はそこに通う生徒にダイレクトにメリットとして還元されますよ。そして改革により人気が出た私学にはより多くの安定した志願者が集まることになり、より経営が安定し職員の待遇も改善されます。

以下はちょっと話が脱線します。（私は維新支持者ですが維新信者では無いです。大阪で生まれ育った大阪人です。念のため。）
アンチ維新は必ずいますが、その方々は間違いなく維新の敵である既得権益者やその既得権益者からのおこぼれにあずかっている人々、さらには既得権益者の嘘に騙されている人たちですよ。（大阪が難しかったのは公務員自体が多かったこともありますが、この公務員の施策で恩恵にあずかる人数が極めて多かったことも大きい。例えばホームレスは安宿で簡単に住民票を得ることが可能で生活保護の申請も通りやすい。選挙で彼らは強固な自民党支持層を形成していました。被差別部落も同様です。）

大阪で維新がいつも圧勝していることを見ればわかると思います。
10年以上前の大阪を知っている人なら、今の大阪を少し歩いてみるとわかります。目に見えて良くなってますよ。

維新のやることはパフォーマンスだと書いてる人もいるようですが、維新が政界に登場した時も同じこと言ってました。アンチがいくら吠えても選挙では勝つことはありません。理由は維新がうまいこと言ってるわけでは無い。結果を出しているのを大多数の大阪府民が毎日目にしているからです。
（あの汚くサービスが悪かった大阪市営地下鉄も今はどこの私鉄より綺麗で安全な鉄道に生まれ変わっています。乗ればすぐにわかりますよ。ウンコのついたトイレも朝には綺麗になっていますし、薄暗く品揃えの悪かった売店も清潔なコンビニになってます。ほとんどのホームに防護策が設置されています。綺麗な私鉄代表の阪急も完敗です。）

恐喝とは言えないこともないです。

問題は誰に対する恐喝か？ということでしょう。
例えば現状安泰な私学の上層部に対しては恐喝になるでしょうね。
10年後には退職している多くの学校の管理職に対しても恐喝でしょうね。

はたしてこの恐喝は支持されるのか？
今大阪をはじめ全国で起きていることは、シルバー世代と若者の世代間闘争だと思いますよ。
私はもうすぐシルバー世代になります。私自身のことだけ考えるなら改革はいらない。でも私が損をしても私の子供、孫世代のための政治（学校教育を含む）になってほしいと思います。

あなたの言うパフォーマンスですが、そのうちに答えが出るのではないでしょうか？今までも「パフォーマンスに過ぎない」と言ってた人はたくさんいました。パフォーマンスで終わらなかったことは多いですよ。

ありがとうございます。
情報量が多くて理解しきれてないのですが。

無償化する
↓
今まで対象外だった収入の層が
私立を志望する
↓
私立に人気が出て、私立の間で競争が
出る。★
↓
競争に勝つために学校改革がされる。

ということでしょうか？
★のところがどうかなと思ってて
無償化されるので自動的に人が集まる。
大して努力してない学校にも生徒が集まる。
無理して勉強して公立じゃなくて
偏差値低い私立でもいいやーって
学生が集まる私学も一定数増えませんか？
勉強しなくて良い、内申点いらないし
っていうことで、府内の子供の学力も
低下しませんか？